キャリアガイダンスVol.453
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生徒の開かれたキャリアのために、先生ができること  和光国際高校(埼玉・県立) 新井晋太郎先生 「チャレンジすること」と「自分を信じてがんばり抜くこと」。生徒たちがそんな経験をできる機会を増やしたい。和光国際高校の新井晋太郎先生はそう思っているという。 「チャレンジして、仮に失敗しても、そこから学ぶことがありますし、失敗が悪いことだとは思っていないんです。また、人生には『どうがんばってもできないことがある』ものですが、それでも自分を信じていろいろなことに挑み、がんばっていくと、道が拓けて、やりたいことにたどり着けるようにも思うのです。そう思うのは、僕自身が挫折や回り道をたくさんしてきたからかもしれません」教員になりたいと思って大学に進学したが、当時は教員採用がほとんどない氷河期。途中で諦め、教職課程を取るのもやめた。卒業後、食品メーカーに就職。だがモチベーションが続かず「この世界では通用しない自分」を味わった。3年目で退職、塾の講師に。その時に「人に教えるのが好きだ」と確信し、大学に通い直挫折や回り道もある人生でやりたいことに向かうには挑戦して承認もされる機会をつくり自ら道を拓こうとする姿勢を育む入学と卒業で常に生徒が入れ替わる学校で、思いもよらない出会いも経験し、どう受けとめるか思案もしているであろう先生方。その体験があるからこそ、生徒の機会と選択についてサポートできることがあるのかもしれません。4人の先生方の取組をご紹介します。2025 JAN. Vol.45324大小さまざまな教育活動のなかに、一部でもよいので、生徒たち自身で企画や運営にチャレンジする機会を設ける生徒の挑戦を記録し、ネットや校内で発信。がんばりが承認されるようにしつつ、その情報で他の生徒の挑戦も促す距離があって変化を察知しづらい生徒でも、その成長に気づき、承認していけるよう、1対1の時間を大切にする

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