キャリアガイダンスVol.453
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高1の家庭科で「家族の多様化」の授業を受けたときに、異なる意見に否定的で固定的な価値観の自分に気づきました。多様な価値を認められる人になりたいと思い、多様な人々が集まるニューヨークに留学を決意。学校で説明会があったトビタテ!に応募しましたが、コロナ禍で留学は2回も延期に。そのときに母校のトビタテ!担当の先生が事務局と密に連絡を取ってくれたり、「チャンスはあるよ!」と励まし続けてくれたりしたことがとてもありがたかったです。留学先の語学学校で、ヨーロッパ人グループがアジア人に心ない言動をしていてショックを受けました。でも私は逆境に燃えるタイプ。そのグループの一人ひとりに声をかけてみると、悪いという自覚がなく集団心理でやっていたのです。嫌な思いをそのままにせず、多様性を共有したいと言葉にして対話すれば伝わると確信。語学以上に、自分から行動することが大切であると学べた貴重な経験となりました。42「自分が受けたショックは留学したからこそできた経験」と捉えたら急に元気に! 差別的なことをするグループの人も含め、とにかくたくさんの人と交流を始めた飛行機に乗って出発!超楽しみ!高3の2月に大学の学校推薦型選抜が決まり、高校最後の春休みにギリギリ留学に行けることに!トビタテ!に合格するものの、コロナ禍により2度の留学延期で、もう無理なのかも…マンハッタンから約45分に位置する語学学校。担任の先生と2ショット。マンハッタンの新しいランドマークであるサミット・ワン・ヴァンダービルトにも上ってきた!コンビニの店員さんや、観劇で隣席の人など、初対面のネイティブスピーカーにとにかく話しかけて英語での会話に慣れてきた!英語の「話す・聞く」が未熟で思っていることのすべてを伝えられず落ち込む語学学校で、一部のヨーロッパ人グループによるアジア人に対する差別的な言動が起きていると知りショック…語学学校の仲間と観光に。母語が異なるメンバー同士で「嫌なことがあったら必ず言う」「母語をしゃべったら何を言ったか英語で説明する」というルールを決めたら楽しく過ごせて、ルールの大切さに気づく。語学学校のダンスワークショップでラテンのズンバを教わる。叫びながら踊る楽しさに開眼。日々落ち込むことはあるものの、ダンスのワークショップやアンバサダー活動など学びや楽しいことが多く、高いモチベーションを維持アンバサダー活動で折り紙をレクチャー。英語が苦手でも形と折り方で文化を伝えることができた!※掲載内容は2024年12月時点の情報です。高1でトビタテ!に応募し合格するもコロナ禍で2度延期に。諦めていた高3の卒業間近に留学できることになり、卒業式の翌日に渡米。帰国後すぐに大学の入学式を迎えた。現在は、名古屋市立大学薬学部で医薬品の研究者を目指して勉強中。帰国後、間もなく大学入学。医薬品を開発する研究者を目指し、薬学部で勉強しながら、学外でも防災啓発のボランティア、貧困世帯の子ども向けの塾の講師など、やりたいことを全部やって充実した日々 [留学した年齢]18歳 [留学した国] [留学期間] [留学内容]*「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」 (以下、文中では「トビタテ!」)とは文部科学省が官民協働で留学促進を展開するキャンペーンによる留学支援制度。アメリカ高校3年の3月から3週間語学と多様性を学ぶプログラム [留学しようとおもったキッカケ]学校で「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」体験者の先輩による説明会があり、留学が夢から現実に変わった。本を読みに頻繁に通っていたニューヨーク公立図書館。建物も素敵。茶道部の経験を活かし、アンバサダー活動でお茶会を開催。2025 JAN. Vol.453留学後北村 藍さん(20歳)菊里高校(愛知・市立)卒業留学前取材・文/長島佳子留学中コンフォートゾーンから飛び出すことで、学校生活ではできない出会いや体験ができるのが留学。その経験者たちに、リアルな留学ライフと気持ちの変化について語ってもらうシリーズです!  

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