最初のトビタテ!応募はコロナ禍で中止に。ようやく留学のチャンスが来たのは3年生の5月でした。休暇時期でもなく受験生でもありましたが、留学というまたとない経験と、現地での出会いへの期待を優先しました。当時は進路については漠然としていましたが、トビタテ!の応募で自己分析するなかで、小学校時代に経験した「姫路城平成の大修理」のアートに関わる研究をするプログラムが印象深く、自分は建築が好きだと認識しました。渡航先でさまざまな建築物を見たいとロンドンへの留学を決めました。留学中はあこがれていた建築家の作品をはじめ、歴史的なものから現代のものまでたくさんの建築を見学。その経験から興味が進路へと具体化していきました。帰国後、休んでいた期間の勉強をフォローしてくれたり、海外大学への進学を相談したときに、建築を学びたいならまずは母国語で学んだ方がよいとアドバイスを頂くなど、先生たちのサポートに感謝しています。64高2の春にトビタテ!7期生に応募トビタテ!の存在を知り高1の春に6期生に応募トビタテ!の選考期間中にコロナ禍となり中止に再びコロナ感染が増加し始め雲行きが怪しくなるロンドンは昔の建物の外観を残してリノベーションした建築が多く、街並みが美しい!セントポール大聖堂。最上階は18歳未満は入れず残念。高校3年の5月に留学できることに!語学学校の先生がいろいろな所に連れて行ってくれた!しゃべりたい意欲が湧き始める語学学校に同世代がおらず、話すことも少なくホームシックに飛行機の中で語学や現地での生活が急に不安になるホストマザーに毎日、その日の出来事を聞いてもらう語学学校の日本人の友人たちとブライトン観光に行く在英日本人建築家の方に、建築物を見る散歩に連れていってもらう留学生活が充実し、帰国が淋しくなる大英博物館のグレート・コート、ミレニアム・ブリッジなど、あこがれの建築家ノーマン・フォスターの作品をたくさん見てきた!見に行きたかったキングスクロス駅。自分の興味は9¾番線よりもリノベーションされた天井の構造。※掲載内容は2024年12月時点の情報です。高校3年の5月から4週間語学と建築を学ぶプログラム [留学しようとおもったキッカケ]学校で「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」体験者の発表を見て自分も行きたいと思い応募。トビタテ!生の同期と週1回バーミンガムで会っていたことが安心と刺激になった。2025 JAN. Vol.453中学生の頃から海外で学ぶあこがれをもっていた。祖父の影響で日本の城に興味があったが、トビタテ!の応募での自己分析と留学経験により、古い建物を新しく活用する建築に興味があると気づく。現在は関西大学環境都市工学部建築学科で建築を学んでいる。 [留学した年齢]17歳 [留学した国]イギリス留学経験により進路が明確に。現在は大学で建築学を勉強中! [留学期間] [留学内容]*「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」 (以下、文中では「トビタテ!」)とは文部科学省が官民協働で留学促進を展開するキャンペーンによる留学支援制度。英語に慣れてきてから毎晩、ホストマザーに2時間くらいかけてその日の出来事を報告していた。今一番尊敬している建築家トーマス・ヘザーウィックがリノベーションしたコール・ドロップス・ヤードも見学。現在の大学の授業でこのとき見たことをレポートにした。 留学中(奈良・国立)卒業留学後橋本昂典さん(20歳)奈良女子大学附属中等教育学校留学前取材・文/長島佳子コンフォートゾーンから飛び出すことで、学校生活ではできない出会いや体験ができるのが留学。その経験者たちに、リアルな留学ライフと気持ちの変化について語ってもらうシリーズです!
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