5年後、10年後の社会や求められる人材像が不明瞭ななか、どのような教育や進路指導を行えばよいか、悩まれている先生方も多いのではないでしょうか。今回の特集では、「機会と選択」をキーワードに、これからのキャリア教育を考えていきます。私を創っていく機会と選択2025 JAN. Vol.45382023年「労働力調査(詳細集計)」(総務省統計局)2020年「人生100年時代のキャリア形成と雇用管理の課題に関する調査」(独立行政法人労働政策研究・研修機構)構成・文/笹原風花 イラスト/フクイヒロシ企業が「人生100年時代」で予測することのトップは、「勤続年数の長期化」。健康寿命の伸長などの理由から、今後は、歳を重ねても現役で働き続ける人が増えると考えられる。一方、「転職の増加」「兼業・副業の増加」「キャリア設計への関心の高まり」などワーカーの働き方やキャリアへの意識がより主体的になり、多様な働き方への配慮が求められる時代になることが予想される。2023年の転職者は328万人(前年比25万人増)、転職等希望者数は1007万人(前年比39万人増)。いずれも増加傾向にあり、特に転職等希望者数の増加は近年著しい。若くして転職する人が増えるなか、終身雇用を前提としていた社内での人材育成のあり方などにも変化が見られる。また、「転職」へのイメージも、「キャリアアップ」というポジティブなものに変わってきている。特集
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