キャリアガイダンスVol.453
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テクノロジーが進化し、変化が激し9  えていきたいと思います。く先行きが不確実な現代において、「未来」を予測することはこれまで以上に難しくなっています。また、「人生100年時代」と呼ばれる時代を迎え、働き方や生き方、そして学びへの価値観も多様化しています。将来の目標を設定し、そこに向かって進学先や就職先を選び、スキルを身につけ、キャリアを重ねていく…。今の時代においては、そんな直線型のキャリアを描き、目標から逆算して最適解を選択するだけでは、変化に対応することが難しくなりつつあります。キャリアのあり方が非直線的・複線的になるなか、人生を時代の流れや社会の波に翻弄された不本意なものにしないためには、何が大切なのか。人生の節目節目で主体的に道を選び、行動するためのカギの一つが、「機会をとらえる」ことだと私たちは考えました。自ら意図して起こせるチャンスもあれば、予想できない偶発的な出来事や出会いもあるでしょう。本特集を通して「人を創る機会と選択」について深め、未来を生きる高校生のために何ができるのか、先生方と一緒に考2025 JAN. Vol.453「労働力調査特別調査」、「労働力調査(詳細集計)」(共に総務省統計局)より。※のデータは、2023年度雇用均等基本調査(厚生労働省)より2022年「就業構造基本調査」(総務省統計局)より出産、育児などのライフイベントがあっても働き続ける女性が増え、共働き世帯数は増加。2023年には専業主婦世帯の2倍超になっている。また、2023年度の民間企業の男性の育休取得率は30.1%※にのぼり、家事・育児のジェンダー不平等は縮小しつつあり、男女ともにライフイベントに合わせた柔軟な働き方を求めるようになってきている。2022年の時点で、(非農林業従事者のうち)副業をしている人は305万人と、5年前に比べて60万人増加。また、追加就業希望者(現在就いている仕事を続けながら、他の仕事もしたいと思っている者)は493万人と、5年前に比べて93万人増加している。また、同調査によると、フリーランスが本業の人は209万人。複数の仕事をする、特定の組織に属さないなど、働き方の多様化が見て取れる。

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