キャリアガイダンスVol.454
12/66

はありません。そのため目標はあっても売り上げノルマはないんです。営業部門のミッションは「クラフトビールで三方い手・世間のことです。私たち自身が楽しみながら、お客様がワクワク楽しめるような体験、例えば、数千人規模の人が集うファンイベント「よなよなエールのある体験価値を提供し、そのうえで業界や地域を盛り上げ、〝仲間〟の輪を広げていく仕事だと感じています。本業以外でも、地域に関わりたいという入社前からの希望は実現しています。入社直後、地元(軽井沢・御代田・佐久)を盛り上げようと、有志スタッフによる「地元プロジェクト」が立ち上がり、私も加わりました。地元の魅力を社員が投稿する写真コンテストを皮切りに今も多くの地域貢献活動をしています。弊社の良いところは、やりたいと手を挙げれば後押ししてくれること。就業時間の2割を、直接業務と関係ないプロジェクト活動に充てていいんです。プライベートでも、地元の花火大会やカーリング大会などを手伝ってますし、駅前の交流スペースが、夜の部(酒場)を始めてからは、終業後、副業として働いています。そこで知り合った方と仕事につながることもありますが、それが狙いではありません。目的は、真の意味で〝町の人〟になって、仲間の輪を広げること。いつまでも移住者扱いでは地域を盛り上げることはできませんから。なよなエール」というクラフトビールをご存知でしょうか。私はその製造元、ヤッホ楽□し」というもの。三方とは売り手・買□□□□□超□宴」がその代表ですが、エンタメ性の□よ    ーブルーイングで営業の仕事をしています。茨城出身の私がなぜ長野に本社や醸造所を置くビール会社に就職したか。きっかけは、大学院で、総合型地域スポーツクラブの研究をしていたとき、こんな話を聞いたことです。「欧米で盛んな住民自治のスポーツクラブでは、運動を終えた人々がクラブハウスに集まり、年代に関係なく、おしゃべりに興じる。その中心には決まって地域のビールがある」と。人好き、ビール好きの私は、「ビールには、そんな素敵なつながりを生む力があるのか」と心が躍りました。そして、個性的なビールやイベントで多くのファンの心を掴んでいる弊社のことを知りました。大手のビール会社に就職したら、シェアの奪い合いに追われるかもしれませんが、この会社なら地域と関わる仕事ができると思いました。入社4年目の今は営業部門に所属。コンビニを含む県内全域の小売店や軽井沢地区のホテルを担当し、バイヤーさんに製品を提案したり、勉強会を開いたり、ブランディングやマーケティングにも関わっています。期間限定の新製品を世に出す際は、製造部門とコンセプトをすり合わせ、パッケージデザインについても意見を出し合います。年間を通して試飲会やフェスなどのイベントも多く、その企画や運営も私の仕事です。つまり、販売して終わりでいいだ・ゆうま●1993年生まれ。筑波大学大学院で、豊かなコミュニティや社会づくりに関心をもち、2021年ヤッホーブルーイング入社。現在、「県内・軽井沢営業ユニット」(別名 軽井沢Cheers!)に所属。同社は「働きがいのある会社」として知られ、自由に意見が言える組織醸成のため雑談朝礼ほかニックネーム制を導入。飯田さんはスタッフや取引先から「ぱんだ」の愛称で呼ばれる。(株)ヤッホーブルーイング県内・軽井沢営業ユニット飯田祐眞さん取材・文/堀水潤一撮影/平山 諭私の仕事は、営業です。営業営業

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る