キャリアガイダンスVol.457
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らどう表現するか」を考え、学年混合のグループで共有する。ワークショップを担当する、学びのUD推進委員で養護助教諭・特別支援教育コーディネーターの川上朝陽先生は、次のように話す。「扱うテーマは、傾聴、自己表現、アンガーマネジメント、断り方など、その年の生徒の状況や課題に合わせて選んでいます。SNSでのコミュニケーションに課題を感じていた年には、SNSのグループトークでのやりとりを題材に、読んだ人がどう感じるか、自分ならどのように返信するかなどを話し合いました。どう伝えれば相手が嫌な気持ちにならないか、空気を悪くしないかを気にする生徒が多く、コミュニケーションのヒントになればと思っています」また、各学年のLHRなどで実施できるよう、人間関係づくりに役立つ各種プログラムと指導案を用意している。例えば1年生では、毎年4・5月に「サイコロトーキング」を実施。6つのトークテーマを用意し、順にサイコロを振っ  のが苦手な子、思ったことをすぐに口にが教員から寄せられており、「生徒や教UD化を推進する動きがあり、11月にでは倉岳校の教員らがファシリテーターえていないのが課題」と福田先生。「マナスタも作成当時に比べると趣旨や方法り、改めて力を入れ、倉岳校の特色として引き継いでいきたい」と締めくくった。●「授業・環境・人間関係」の3観点での機会を設け、再認識する。て、出た目の数のテーマについて話をする、という活動だ。生徒同士が仲良くなるきっかけづくりに活用している。学びのUD化の取組により、人間関係の部分でも「相手の気持ちを考える出してしまう子など、対人関係が苦手な子が少し成長したと思う」といった声員の意識づけになっている」と福田先生。今年度は、天草高校(本校)でも学びの行われた研修では福田先生が倉岳校の取組を紹介し、教科別のグループワークを務めた。一方、「校内研修が十分に行論の共有が徹底できていない部分もあ心掛けるべきことを明文化。振り返り●人間関係づくりのワークショップを開催し、コミュニケーションのとり方を実践を通して学ぶ。●教員がコミュニケーションを学び、環境づくりに取り組む。※生徒編・教師編の全編がダウンロードできます。※ダウンロードサイト:リクルート進学総研 >> 刊行物 >> キャリアガイダンス(Vol.457)左:長尾華弥乃さん(1年生)、右:菊池美愛さん(2年生)1952年創立/普通科/生徒数25人(男子9人・女子16人)。校舎の目の前に海が広がり、マリンフェスタをはじめとした学校行事や地域交流、ボランティア活動も盛ん。2026 JAN. Vol.457 全校生徒で取り組んだ人間関係づくりのワークショップでは、2・3年生と同じグループでした。こんなとき自分ならどう表現するかを考えて共有する際には、先輩たちから自分では思いつかないようないい意見が出ていてすごいなと思いました。そして、ワークを通して、普段はあまり深く考えずに言葉を発していたことに気づき、自分の発言が相手を傷つけていることもあるかもしれないと思いました。毎回、言葉を選んで話す余裕はないかもしれませんが、伝え方について考えるきっかけになって、よかったです。(長尾さん) マナスタや人間関係づくりのワークショップがあることで、「ああそうだった」と改めて立ち返ることができています。やはり、深く考えずにノリで言ってしまうこともあるので…。また、人とコミュニケーションをとるときには距離感を意識しています。一人ひとり感じ方や受け止め方は違うので、相手の状態を確認しつつ、こういうタイプなんだな…と察して合わせる感じです。でも、その「タイプ」は私の勝手な思い込みかもしれず、そこに難しさを感じています。(菊池さん)学校データ中力に配慮した授業構成を行っている。□ まとめでは本時の目標に沿って振り返りを行い、生徒自身が意識の変化を振り返ることができるようにしている。□ 板書でのチョークの色使いを明確に分け、その意味を伝えている。するよう促している。□ ペア学習、グループ学習等、学習の形態を工夫している。□ 他者の考えを否定せず 、学び合える雰囲気をつくっている。□ 一人一人が活躍したり、認められたりする場をつくっている。 こ れ か ら の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 紐 解 く「マナスタ(教師編)」チェックリストの項目例 (一部抜粋)【授業づくり】□ 導入では生徒に本時の目標を提示している。□ 授業の流れと時間配分を黒板左側に提示し、生徒が見通しを持ちやすくするとともに集【環境づくり】□ 一つの指示に対して一つの行動ができるよう指示している。□ 否定、命令、禁止の言葉ではなく、肯定的で次の行動につながる言葉かけをしている。□ 教室前面は、必要なもののみを掲示している。□ 学年や発達段階に応じて、1 日や1週間の予定を見やすく掲示するようにしている。□ 予定の変更は早めに伝え、視覚的に分かりやすく示している。【人間関係づくり】□ 積極的に声をかけている。□ 些細な行動や、やって当たり前な仕事に対しても、お礼を言ったり褒めたりしている。□ 良い反応や考えを取り上げ、全体で共有している。□ 間違いや失敗は否定せず、受け止めている。□ 意見を述べたり調べたことを発表したりした後は、称賛や贅成の気持ちを込めて拍手を生徒インタビュー普段は気にせず使っていた言葉を振り返るきっかけに相手の感じ方を想像する大切さと難しさを実感33

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