自学習慣を身につけ基礎学力を向上させるための学習方法は?学び直しを含む3つの課題配信とアンケートで学習意欲と基礎力を高めるが増えていることと、一般常識だけは身につけて卒業してほしいという思いからです。各教科の課題は担当教員が復習中心に配信していますが、私は『次の授業はスタサプのこの動画で予習できる』ということも伝えています。予習復習の習慣が身につき、成績が大きく伸びた生徒もいるので嬉しいですね」と斉藤先生。生徒の変化を実感し、鵜川先生もスタサプを使った予習法を授業で教えたという。「伊勢物語の動画を視聴してノートに内容をまとめてから私の授業を聞いてもらったのですが、生徒たちの興味や理解度が大きく変わりました。板書を写すのが苦手でワークブック課題が進まなかった生徒たちも、『入力するだけならやる気になるかも?』という予想は的中し、今は課題配信をゲーム感覚でやるようになりました。アンケートが一括管理でき、教員の業務が軽減できた分、生徒のやる気を高め、進路希望に沿った学びのアドバイスを継続しようと考えています」と鵜川先生。for『 TEACHERS2005年、富山県で初めて国際交流科を設置した伏木高校は、全生徒が第2外国語としてロシア語・中国語・韓国語のいずれかを選択し、海外体験を通して国際感覚を養うことを目的とした高校だ。「大学進学は約3割。生徒の学習意欲の醸成と基礎学力の定着は長年の課題でした。その対策として、2024年度から3年生に導入したのがスタディサプリです。到達度テストで弱点を把握し、動画視聴で自学ができるので模擬試験より効果があるのではないか。また、自動課題配信もできるため、教員の業務削減にもつながると考えたからです。生徒からも『使いやすい』との声が多かったので、25年度からは2年生にも導入しました。現在、朝学習の課題回収率は、ほぼ100%。生徒たちも少しずつ変わってきました」と2年生主任の斉藤淳史先生。るにあたり、同校では担当教員を集めてスタサプのメリットをレクチャーし、活用案を募ったという。そして、実施を決めたのが次の3つの課題配信だ。・学び直しを目的とした朝学習課題・ 授業の予習復習となる各教科の課題・学年で統一して行う週末課題「配信のルールを統一して4月からスタートしました。『朝学習課題を提出していない生徒は、お昼休みまでに提出しないと廊下に名前が掲示されます!』とアナウンスしているので、生徒たちも『ヤバイ』と課題をやるようになりました」と進路指導担当の鵜川あゆみ先生。さらに、朝学習課題に関しては、定着度を測る小テストを週2回実施している。「朝学習で小中学校の学び直しを行っているのは、基礎学力検査を導入する私大』で課題配信や生徒の課題活用スタディサプリ活用法「教員がそれぞれのやり方で課題を配信してしまうと生徒が混乱すると考え、4月のスタート前に課題名、配信日や提出日など、配信方法を統一してスタートしました」と鵜川先生。上の表は鵜川先生が取りまとめたもの。 毎日生 徒に連 絡される「 朝 学 習 取 組 状 況 一覧」。朝学習課題を提出しなかった生徒は、「昼休みまでに提出!」のミッションが課せられる。全員がクリアしたら、掲示板に「本日全員提出済み」と張り出される。朝学習は1カ月分の課題と小テストになる課題を張り出し、予習したい生徒ができる環境づくりもしている。「 for TEACHERS 」は配信課題の提出状況や点数管理だけでなく「中間テストの目標設定」「中間テストの振り返り」「進路希望調査」といった生徒へのアンケートも一括管理できる。「今まではアンケートをバラバラに管理していましたが、生徒が悩みや質問などをアンケートに書いてきた場合も、ほかの先生と情報共有をして対応できるようになりました。生徒の個性を伸ばし、より良い進路指導に結び付けられるツールです」と鵜川先生。家で勉強をしても、スタサプの動画だと計算過程も解説してもらえるので、すごくわかりやすいです。先生から言われて動画で予習をして授業を受けるようにしたら、数学がどんどん楽しくなり、1学期の期末テストは、中間テストに比べて30点も点数が上がりました。今は、化学の点数を上げたいので週末課題を頑張っています。大学は理系の学部志望なので、受験に必要な教科も、スタサプで力をつけていきたいです。(丁場雄大さん・2年生)2026 JAN. Vol.457学習写真左から進路指導部 鵜川あゆみ先生(国語・書道)2年生主任 斉藤淳史先生(数学)創立1927年/国際交流科 生徒数 170 人(男子 61 人、女子109人)/進路状況(2025年3月実績)大学25人、短大9人、専門学校等45人、就職19人取材・文/丸山佳子リクルートサービスを活用した実践事例●3つの課題配信●生徒をやる気にさせる取組●「for TEACHERS」で 生徒のアンケートを一括管理●スタサプで成績が上がった!6525年度から2年生にスタサプを導入す伏木高校 (富山・県立)テーマ ▶ スタディサプリを活用した学習習慣づくり 目的 ▶ 学習意欲の醸成と基礎学力の定着「入力ならできる」をきっかけに学習習慣を育成。 ゲーム感覚の課題配信で、主体性を引き出す
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