その他表現・創作活動ージや画像・動画作成など)(小説、詩、SNS投稿の文章、メッセ進路・キャリア相談(将来の進路や職業に関する情報収集、相談など)娯楽(チャットボットとの会話、暇つぶしなど)学習・宿題の補助(レポート作成、英作文や小論文の添削、数学の問題解説など)調査(わからないことを調べる、情報収集など)(0 9)。「変わった」の理由としては、わからないことを尋ねたときにすぐに解決できる学習効率の良さが多かったほか、生成AIとの対話からの励ましによるモチベーションのアップ、新しい視点を得られたことでの学びの広がりや深化を挙げた回答が多数みられた(フリーコメント❸)。AIによって思考力が低下するという懸念を示す保護者もいたレポート作成、英作文や小論ットとの会話、暇つぶしなど)」も32%と3割近く、「進路・キャリア相談」に利用している生徒も23%おり、進路選択にもAIが影響を与え始めていることがわかる。9ページでも触れたが、進路の相談相手を尋ねた設問のフリーコメントでも生成AIが登場している(この設問の選択肢にはAIはなく「その他」の回答のフリーコメントに出現)。相談相手では「母親」が突出し、次いで「父親」「友人」「担任の先生」と続いたが、「担任の先生」の回答率は36%であった(複数回答・図表は割愛)。図8のAIへの「進路・キャリア相談」の23%をまだ少ないとみるか多いとみるか、先生への相談率と比して考察が必要かもしれない。大学や専門学校の学部・学科をはじめ、入試方法も多様化・複雑化する現在において、進路の情報収集に生徒がAIを活用したいと考えることは想像に易い。AIの出現は進路相談・進路選択の様相にも変化を与えはじめていることが読み取れる。学びへの意欲に対するAIの急速な普及の影響について、「変わった」と回答した高校生は22%で、現状では「変わらない」が52%と過半数を占めた(図前ページまでは、これからの社会に対する高校生や保護者の展望、進路や将来へのAIの影響の捉え方などについての考えを見てきた。ここからは、そうした将来に対しての高校生の学びの現状について見ていきたい。高校生にAIやAI技術を利用したサービスの利用状況を尋ねたところ(図表割愛)、「よく利用する」が34%を占め、「時々利用する」まで含めると合計76%が利用すると回答した。しかし、現在では用語を検索するだけでAIによる概要が提示されたり、SNSやニュースサイトなど多くのインターネットサービスでは利用者の好みや検索傾向に合わせた情報が自動的に表示される。気づいていなくともAIが浸透し、既に利用していることへの自覚が必要かもしれない。AIを利用する場面については(図8)、「調査(わからないことを調べる、情報収集など)」(71%)、「学習・宿題の補助文の添削、数学の問題解説など)」(67%)」が突出して高い。「娯楽(チャットボAIは学習効率アップや、学びの深化に貢献している12※「2025年利用者全体」の降順ソートどちらともいえない・わからない変わらない(%)無回答2026 APR. Vol.458(%)80604020変わった (n=1,584)● 答えの解説をより詳しく知りたい時や教えてもらいたい問題がある時、先生や友達だと数回しか聞き返せないけどAIならわからないところをわかるまで質問し続けることができて、微妙にわからないところをそのままにせず解決できる。[岩手・県立]● 専門家や、職人のような人に聞かないと知ることができないことが簡単に知ることができるようになり、自分で学べる範囲というものが、AIの普及によって広くなった。[富山・県立]● 勉強の解説を頼んだ時、わかりやすく解説してくれたりわがままなお願いを聞いてくれるからやる気が湧く。[ 岩手・県立]AIやAI 技術を利用したサービスの利用場面(サービス利用者/複数回答)【高校生】学びへの意欲に対するAIの急速な普及の影響有無(全体/単一回答)【高校生】67.331.952.323.318.91.626.22025年 利用者全体2025年全体(n=1,209)71.121.5
元のページ ../index.html#12