キャリアガイダンスVol.458
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□□□□□□□□□□□2026 APR. Vol.458大正14年(1925年)に私立一宮実業学校として創立。町立、県立に移管後、1953年に千葉県立一宮商業高校に。2025年に創立100周年。校訓は「自治・責任・創造」。一括募集により1年次は全員が基礎科目を学習し2年進級時に商業科および情報処理科クラスを選択。いずれの科に属しても観光コースを選択可。一宮町内には東京五輪のサーフィン会場となった釣ヶ崎海岸など観光資源も豊富。もり・とよみ/1965年生まれ。運輸業を営む父から、「多くの資格が取れる良い学校」と推薦され、一宮商業高校に進学。拓殖大学商学部卒業。教科は商業。1年間の講師生活を経て、1989年に千葉県立白里高校に赴任。千葉商業高校などを経て、2012年に一宮商業高校教諭、翌年学年主任。東金商業高校教頭、八街高校教頭、君津商業高校校長を経て、2024年より現職。まとめ/堀水潤一 撮影/松本崇志た授業を実施。ドローン制御に使用されるプログラミング言語や操縦を学ぶなど先端技術とビジネスを結びつける学びも進めています。 以前より本校は、生徒による地域行事の積極参加や、近隣小学校の学習支援や登下校の見守りなど、地域との繋がりを大切にしてきました。そうした姿勢が今、企業や自治体の協力を得られている理由でしょう。もちろん、観光コースの多彩な展開や、ICTを活用した授業改善は現場の熱意があってこそ。先生方の積極性や創意工夫に感謝しています。 私自身も一宮商業の卒業生であり、本校とは不思議な縁で結ばれています。大学卒房総を中心と業後、講師として最初に勤務したのが本校ですし、50歳を前に教諭として戻ってくることもできました。学年主任を3年務めましたが、印象に残るのは卒業式の光景です。祝電が代読される際、姿の見えない相手の言葉の一つひとつに、お辞儀をする生徒たちの姿を目にし、感謝の心をもつことを何より願ってきた私は感激し、涙がこぼれたことを覚えています。 創立100周年という節目を校長として母校 千葉県立 一宮 商業高校は、2025年に創立100周年を迎えた歴史ある学校として、地域の産業を支える人材を育て続けています。高い就職内定率を誇るうえ、就職先の経営者に卒業生が多く、地域との密接な繋がりが自慢です。指定校推薦を活用して大学に進学する生徒や、強い目的意識をもって専門学校に進む生徒も多く、進学割合は6割前後。進学にも就職にも力を入れる「二刀流」の商業高校です。2024年には、千葉県の県立高校改革推進プランの下、「観光コース」を設置。商業科、情報処理科それぞれの専門的な学びに加え、「観光ビジネス」「観光ホスピタリティ」などの科目を履修することで、中した地域の観光ビジネスを担う人材を育成しています。外部講師を招いた実践的な授業も多く、県内の観光関連企業と積極的に連携。JR東日本主催のウォーキングイベントや地域・観光型MaaS事業における企画提案など、地域全体を学びのフィールドとしています。 また、DXハイスクール事業の一環で、民間企業の協力の下、産業用ドローンを活用し一宮商業高校(千葉・県立)57で迎えられたのも感慨深いもの。朝読書による落ち着いた雰囲気で一日が始まるのも、各種コンテストで生徒が活躍するのも昔のままです。特に電算部は全国商業高等学校協会主催のプログラミング・コンテストで第1回から46年連続入賞を果たし、最優秀賞も最多受賞する強豪として知られています。珠算・電卓部やワープロ部、ビジネス研究部、吹奏楽部なども全国の舞台で活躍しています。 基礎学力の向上は課題として残るものの、地域連携の取組で視野を広げ、大舞台での発表や資格取得で自信をつけることは、学びのモチベーションにも繋がるはず。そうした思いから、商業科目における課題研究発表会を昨年度から全校生徒の前で実施しています。 大学で学びを深めたのちに地域に戻ってきてくれる卒業生が多いのも嬉しい限り。地域に貢献し、愛される学校であり続けることが本校の使命だと考えています。進学にも就職にも力を入れる「二刀流」の商業高校地域連携で視野を広げ大舞台の発表で自信を深める

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