こっそりごっそりまちをかえよう。三浦丈典(文)、斉藤弥世(絵)/彰国社言語化するための小説思考小川 哲/講談社Dr.STONE稲垣理一郎(原作)、Boichi(作画)/集英社今号の特集「 AI 時代の『考える力』をどう育むか」の取材を通じ、日頃仕事でAIを活用する私たち編集部も、改めて「考える力」とは何かを問い直す機会となりました。AI を単なる効率化の道具に留めず、自らの思考を深める相棒として活用していきたいものです。最後に、編集メンバーの「おすすめの本」を添えて、編集後記をお届けします。アオアシ 小林有吾/小学館ひそやかな花園角田光代/講談社2026 APR. Vol.45866セス」と内発性がより重要になると感じます。正解をAI に委ねず、自律的にハンドルを握り続ける「学びのオーナーシップ」を大切にしたい。未知の局面さえも楽しみ、自ら問いを立て、一歩を踏み出す。そんな「意志ある試行錯誤」こそが、AIと共に未来を創る力になると再確認した特集です。(赤土)ジ)。自由進度学習の中、生徒がAIと壁打ちして作った問題で口頭試問を行う姿が印象的でした。AI 学習は個の作業という先入観がありましたが、教え合い、先生に質問する和気あいあいとした雰囲気に驚きました。AIを活用するからこそ、生徒が自ら動き、学びがアクティブになる。そんな可能性を実感した取材でした。(赤羽)視点での取材を通じ「新しい価値を生み出す一助にもなる」と再認識しました。「考える力」を紐解く中で私が感じたのは、「こだわる」ことの尊さです。自分らしい視点から考えを巡らせ深め、手を動かす。そこから得られる経験や発見は、きっと何物にも代えがたい宝物となるはずです。(山田)「いえにあだ名を」など、ページ毎に現れる街への「ちいさな作戦」にワクワクします。AI時代こそ心の動きを大切に、半径 5mから企ててみる。日常で想い、ちょっと動く。その積み重ねが、世界をたのしく歩む原点だと信じています。小説家が物語を紡ぐ際の緻密な思考プロセスが言語化されています。自分の考えをいかに他者に伝わるように届けるかを探究する一冊です。創作技術というよりも、考え方や視点に比重が置かれているので、小説を書かない人にもおすすめです。科学の力でゼロから文明を創り直すSF漫画です。知識だけでは通用しない過酷な世界。泥臭い試行錯誤を重ね、仲間と立ち向かう姿に心 惹かれます。探 究心、好奇心、そして熱意こそが未来を拓いていく力につながるのだと思わせてくれます。か、AIから得たものなのか境界が曖昧になる瞬間があります。便利さの一方で、自分の輪郭がぼやけていく感覚もあります。だからこそ立ち止まり、「自分は何をしたいのか」「誰とどう関わりたいのか」をゆっくり考える時間をもちたい。本特集が、そのきっかけの一つになれば嬉しく思います。(中原)「頑張れ。人間は考える葦である」。作中で象徴的に登場するこのセリフを思い出しました。サッカーを題材に、選手たちがピッチの状況を観察し、自ら考え、判断しながら成長していく姿が描かれます。考えることこそ、人を前に進める力だと感じさせてくれる作品です。た。しかし取材を通じ、AIはあくまで道具であり、先生方の「生徒に成長し未来に羽ばたいてほしい」という根幹は変わらないのだと実感しました。AIをどう使うかは、私たちがどう生きていきたいかを問い直すことと同義なのかもしれません。正解のない問いですが、本誌が何かのヒントになれば幸いです。(松尾)出生にある秘密を抱えた登場人物たちが織りなす物語。読みながら、「自分ならどうするか」という想像を巡らせずにはいられません。AIは一切登場しない小説ですが、AIが何にでも最適解を出してくれる今の時代にこそ読みたい一冊です。小 岩高校で情報Ⅰの授業を見学させていただきました(36ペーA Iという「加速装置」を得た今、迷いながら進む「非効率なプロA Iといえば効率化が注目されますが、企業や大学などさまざまな日 々 AIに触れない日はなくなり、仕事でもそれが自分の考えなの急 速なAI 活用の広がりに、正直私自身も戸惑いを感じていまし
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