キャリアガイダンスVol.458
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未来展望に不安をもつ保護者が増加変わりゆく社会を高校生と保護者はどう受け止めているのか答理由について(フリーコメント❶および❷参照)、高校生、保護者とも、「好ましい理由」「好ましくない理由」の双方に、AIをはじめとするテクノロジーの発達を挙げたコメントが目立った。好ましい理由ではAIなど技術の進展によって今まで解決できなかった社会課題の解決への道筋に期待する声などが多く、好ましくない理由にはAIに既存の職業が取って代わられたり、AIの出現で人間が思考しなくなったりすることへの不安の声が見られた。AI関連以外でも高校生と保護者8     のコメントの傾向は似通っており、好ましい理由には、多様性を認めたり働きやすい社会になったりすることや、進路の選択肢が広がっていることが挙げられている。一方で、好ましくない理由には、国際情勢や国内の政治情勢の不安定さ、物価高、税金の高さ、少子高齢化、環境問題などの社会課題が挙げられていた。特に昨年は、国際紛争が多発し、国政選挙がSNSの影響で従来とは異なる様相を呈し、米などの食料品の物価高騰が相次いだことが「好ましい・計」の減少傾向につながったことがコメントにも散見された。保護者だけでなく高校生の回答に第12回となる本調査は、社会では既に活用が始まり、働き方や学びにも影響を及ぼし始めているAIについて、複数の設問を新たに設けています。今の高校生たちが社会に出るころにはさらにAIの影響が高まると考えられます。そうした「未来」を高校生や保護者がどう捉えているか、その未来に対して社会や教育現場の「今」がどう受け止められているか、最新の調査結果から考えていきたいと思います。が、変化する社会の捉え方は高校生でも保護者でも人それぞれだ。高校生にとってこれからの社会が好ましいかどうかについての設問に対し(図1)、高校生は、「とても好ましい社会だ」が5%、「まあまあ好ましい社会だ」が52%を占め、合計では57%と過半数が「好ましい」と回答した。しかし、時系列では「とても好ましい社会だ」が前回調査の9%から約4ポイント減少。2011年の第5回調査から前回まで増加傾向だった「好ましい・計」が14年ぶりに減少に転じ、この傾向は保護者も同様であった。が45%で、「好ましくない・計(「あまり好ましい社会ではない」と「非常に好ましくない社会だ」の合計)」の55%より下回っている。前回調査では「好ましい・計」が50%、「好ましくない・計」がと考える保護者の方が多くなったが、今回は後退した結果となった。変化が激しい時代と言われて久しい保護者の回答では、「好ましい・計」これからの社会への好ましさへの回2026 APR. Vol.458一般社団法人全国高等学校PTA連合会 × 株式会社リクルート合同調査● 調査対象/全国の高校2年生とその保護者:全国高等学校PTA連合会より依頼した9都道府県の公立高校27校(各2年生3クラスの生徒とその保護者)に発送し、協力を得た● 調査方法/①高校生:ホームルーム時にWeb アンケート案内を配布し、Web画面から回答②保護者:高校生から保護者へWebアンケート案内を手渡しで依頼、Web画面から回答● 調査期間/2025年9月11日(木)〜2025年10月20日(月)● 有効回収数/高校生:1,584名、保護者:1,291名●性別/男子46.4% 女子51.6% その他2.0% ●高校タイプ/普通科75.9% 専門学科19.2% 総合学科0% その他4.9%●地域分布/北海道3.0% 岩手県13.4% 神奈川県7.8% 東京都 13.6% 静岡県 15.5% 富山県 13.3% 滋賀県11.4% 香川県8.3% 長崎県13.8%●高校卒業後の希望進路/大学69.8% 短大1.8% 専門学校 12.6% 専門職大学0.6% 専門職短大0.3% 海外の大学等0.2% 就職14.0% その他0.8% ● 続柄/父親 14.3% 母親 85.1% その他 0.6% (無回答3.0%)● 子どもの性別/男子49.8% 女子49.3% その他0.9%● 地域分布/北海道8.0% 岩手県10.6% 神奈川県6.7% 東京都 11.8% 静岡県 14.9% 富山県 13.6% 滋賀県12.9% 香川県8.8% 長崎県12.5%● 子どもに対する高校卒業後の希望進路/大学52.6% 短大0.5% 専門学校 5.8% 専門職大学 0.8% 専門職短大0.5% 海外の大学等0.2% 就職7.3% その他0.2% 子どもが希望する進路なら何でもいい32.1% ※グラフの数値は、小数点第2位以下を四捨五入して表示しています。※本文中は調査結果の数値を小数点第1位四捨五入で記載しています。*「高校生と保護者の進路に関する意識調査2025」結果詳細はリクルート進学総研Webサイト (https://souken.shingakunet.com/research/)でご覧いただけます。構成・文/長島佳子43%と、調査開始以来初めて好ましい

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