キャリアガイダンスVol.459
10/66

大好きな地元の福井のために、自分にできることをれがあり、大学の進路選択では神戸の大学に進学しました。神戸での生活も楽しかったのですが、福井の自然豊かな環境や家族が恋しくホームシックに。就活時に人生の歩み方を考え、働くだけでなく日々心地よく過ごすことが大切だと思い福井に戻る決意をしました。金融機関を選んだのは、人が好きで、多様な年齢層や職種の方々と関わりながら仕事ができると思ったからです。に存在していますが、福井銀行は特に「地域の課題解決業」と銘打ち、グループ会社を含め、金融に限らずコンサルティング、DX、観光など幅広い分野で余すところなく地域課題に取り組んでいて、その一員となれていることに誇りを感じています。営業を担当していたコロナ禍のときに、製麺所を経営するお客さまのご相談を受けました。従来、生麺を作っていた企業でしたが、時節により「保存がきく乾麺を作りたいがノウハウがない」とお困りだったのです。私が担当するお客さまだけでなく福井銀行のお取引先には乾麺を作る会社、具材をフリーズドライする会社、パッケージをデザインする方などがいらっしゃいます。行内の先輩や同期にも相談しながら市内でそれらができる企業を結び付け、地井出身で高校までは地元で育ちました。でも、都会へのあこが地方銀行は地域のお客さまのため私自身の仕事では、営業店で法人域全体を巻き込んでお客さまの課題を二人三脚でゼロベースから解決するお手伝いができました。こうした事例が行内には多々あるのです。業務上で地域課題に取り組むだけでなく、現在、福井県全体の課題に取り組みたい気持ちがあり、行内の有志が集まるDEI(D推進の活動もしています。福井県は女性の就業率は全国トップクラスなのに、男女の賃金格差や役割格差などが大きいというデータがあり、女性が活躍しにくいというイメージを県民自身がもっている気がしていたのです。例えば、高校の同窓生でも県外に進学した女性は戻ってこないことが多いと感じていました。福井銀行では2022年からDEI推進に力を入れて活動しており、アンコンシャス・バイアス※チェックや研修などの取組を始め、行内の意識が変わり始めています。そうした取組に賛同してくれる福井県内の他企業と共に進めていて、私も施策立案に参加したり、社内の好事例を他社に紹介したりしています。福井にはメガネなどの地場産業も多いですし、営業時代の経験から、働きやすく、魅力的な企業がたくさんあることを知っています。大好きな福井が、女性だけでなく一人ひとりにとってもっと働きやすい地域になるよう、自分にできることをやっていきたいです。Il福     iversity,usincon/多様性、公平性、包摂性)Equity&2026 JUL. Vol.45910おりた・みずか●1994年福井県生まれ。福井県立勝山高校、神戸女子大学文学部教育学科卒業後、地元である福井にUターンし株式会社福井銀行入社。支店での窓口・法人営業、本部での営業支援グループを経て2023年より現職。2026年の福邦銀行との合併業務に尽力。福井銀行本店内で地域に開放しているライブラリー「WiL」にて※アンコンシャス・バイアス…無意識の偏見や思い込み取材・文/長島佳子 撮影/堀田麻衣株式会社福井銀行 経営企画グループ 経営企画チーム統合推進室 織田瑞花さん

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る