キャリアガイダンスVol.459
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□□□  国政選挙の投票率の高さで知られる山形県。なかでも遊□佐町における若年層の投票率は高い。その遠因と言われるのが2003年度に始まった「遊佐町少年議会」の存在だ。「これからの町づくりをしていくのは若者」という小野寺喜一郎元町長の信念の下で始まった模擬議会であり、町在住・在学の中高生を対象に、立候補または選挙で選ばれた少年町長・少年議員が本格的な議会運営を行う。似た制度をもつ自治体もあるが、歴史は古く、年間45万円の予算がつくなど独自色が際立つ。半年間毎週のように活動が続き、年3回の少年議会で審議された案は実際に政策化される。例えば、町のイメージキャラクターの募集や音楽イベントの開催など。街路灯や雪よけ柵の設置など予算に収まらない要望は町の事業として実現することもある。取材・文/堀水潤一自分の手で町は変わるという実感少年議会がつなぐ未来のバトン大人の本気が地域と生徒の明日を照らす山形県の最北端、県の形を人の横顔に例えると「おでこ」の位置に遊佐町はある。鳥海山から湧き出る豊かな水が田畑を潤し、日本海に沈む夕日が庄内平野を染め上げる。平成の大合併の折、隣接する酒田市へ吸収されることなく自立の道を選んだ人口1万人強の自治体が今、地域づくりで注目を集めている。何が人を惹きつけるのか。2026 JUL. Vol.45924第1部10代をこの町で過ごした若者の話を出発点に、関係者を取材した。

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