キャリアガイダンスVol.459
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□域□提供します。狭2026 JUL. Vol.459 個性尊重教育の最たるものが2027年4月開設予定の狭域通信制課程です(認可申請中)。集団が苦手であったり、新たに学び直したいと考えている生徒の受け皿として、それぞれの生活スタイルに合わせた教育環境をとりに寄り添うことで私たちが培ってきた面倒見の良さを最大限活かすためです。 私は今もほぼ毎朝、2つあるキャンパスのどちらかの校門で生徒を迎えています。時代の変化もあって、生徒との距離の取り方に迷うこともありますが、変わらないのは、人には皆それぞれ優れた資質があること。この真実に立ち、生徒の内なる才能を拓き、輝かせる。それこそ東北高校の教育=人づくりです。1894年に仙台数学院として創立。建学の精神は「個性尊重の人づくり」。校訓は「至誠・忍耐・勤勉」。小松島キャンパス(仙台市青葉区)に創進コース、文理コース、文教コース。泉キャンパス(仙台市泉区)に栄泉コース、スポーツコースに加え、両コース合同の進学選抜クラスを設置。スポーツの強豪校として知られ、羽生結弦、荒川静香、ダルビッシュ有、宮里 藍ほか世界的なアスリートを輩出。いがらし・ゆきひこ/1976年生まれ。東北高校在学時は硬式野球部に所属し、ベンチとスタンドで2度甲子園を経験。日本体育大学体育学部卒業。カリフォルニア州立ドミンゲスヒルズ大学留学時の2年および慶應義塾高校で1年間、野球部のコーチを経験。2001年、東北高校に保健体育科教諭として入職。硬式野球部監督在任中の6年間で3度の甲子園出場を果たす。生徒指導主任などを経て、2017年4月より現職。※インタビュー翌週、メジャー昇格を果たしたシカゴ・ホワイトソックスの西田陸浮選手まとめ/堀水潤一 撮影/村上秀樹 私の教育観の原点は、大学卒業後の留学経験にあります。カリフォルニアの大学で野球のコーチをするなか、「ミスは当たり前、失敗は勲章」という考え方に感銘を受けました。個々人の可能性を信じ、挑戦を称える姿勢は、東北高校に入職後、本校が創立以来掲げてきた個性尊重教育と重なることを実感。野球部の監督や生徒指導主任時代を通じて、生徒一人ひとりと向き合ってきたつもりです。 忘れられないのが春の選抜高校野球大会直前に起きた東日本大震災です。日常生活もままならず出場辞退も考えるなか、「なんのための甲子園か」という問いを突きつけられました。避難所になっていた近隣の中学校に招かれ、がんばれと書かれた段ボールを掲げて送り出してくれた光景は今も忘れられません。学校というのは、地域の方々を含むチームであることを深く感じ、チーム東北という言葉の重みをかみしめました。 本校は、ダルビッシュ有選手をはじめ著名なアスリートを多く輩出してきました。その存在は在校生の憧れであり、刺激になっていま東北高校(宮城・私立)35すが、強豪と呼ばれる部も「勝ち」のみにこだわるものではありません。大事なのは人間形成。華々しい結果の陰には、ひたむきに努力し、人としての「価値」を磨いてきた無数の先輩がいることを生徒には知ってほしいです。例えばアメリカの短大・大学に進学し経営を学びながら、ひたむきに野球を続けたことでMLBドラフトで指名されマイナーリーグで結果を出している卒業生がいます(※)。本年度立ち上げたSNS同好会の顧問を私自ら務め、InstagramやTikTokを通じた発信を強化しているのも、こうした卒業生の生き様を伝えたいから。今後は在校生の力も借りながら、生徒のありのままの姿や本校の魅力を紹介していくつもりです。私の情報源の多くは生徒や卒業生。時間があればさまざまな部の練習や大会などに足を運びコミュニケーションをとるようにしているし、校則の見直しや行事運営、広報活動にも生徒の声を反映しています。本年度、近隣の中学校に配布する生徒募集用ポスターのモデルに、それぞれの中学校出身の生徒を初めて起用したのも、「自分を使ってほしい」という生徒からのアピールが発端です。今後もこうした生徒主体の学校づくりを進めていくつもりです。通信制にしたのは、一人ひこだわるのは目先の結果ではなく人としての価値であり、人間形成面倒見の良さを最大限活かした狭域通信制課程を設置予定

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