カレッジマネジメント188号
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86リクルート カレッジマネジメント188 / Sep. - Oct. 2014編集のおと▶夏休み中、私はキッチンメーカーのショールームに通っていました。シンクのコーティングが剥がれ全面交換となったためですが、電話口の男性営業担当者に仕様を尋ねても「工場に確認しないと」と満足な答えが返って来ません。自分で聞いた方が早いと出かけたところ、ショールームの女性スタッフの正確な商品知識で疑問は氷解。ここでも頼りになるのは現場女子かと、進学総研の女性陣の面々が頭に浮かんだ2014夏だったのでした。(能地)▶毎年ブランド力調査を発表する季節は夏。今年は冷夏と言われていたのに一転酷暑となり、編集作業の傍ら社屋の窓から外を見ると、陽炎がかかって見える日もあります。お会いする方には「焼けたね」と言われますが、バケーションの心当たりはなく、残念ながら単なる取材焼けと思われます。この号が発行される頃は少しでも涼しくなっていると良いのですが。皆さまくれぐれも健康に気をつけてお過ごしください。(鹿島)▶落語家の柳家小三治さんが人間国宝に指定されました。人間国宝には、優れた技芸の持ち主であることと、後継者の指導に熱心であることの要件があるそうです。以前、文化勲章を授与された陶芸家・板谷波山さんは、人間国宝に推挙されたとき、「私は芸術家であり、伝統工芸はやっていない」と断ったと言います。研究者と教育者の二つの顔を持つ大学の先生方は、人間国宝の二つの要件のような生き方をされますか? あるいは波山さんのように、どちらかを明確にするような生き方をされますか?(佐々木)▶高校生価値意識調査、どのような感想をお持ちになられたでしょうか。「ネットは正しすぎる情報(学校のHP)か正しすぎない情報(まとめサイトなど)しかない。僕らがほしいのはその中間のリアルな情報。多くの意見ではなくて、共感する先輩や先生の一言が大事なんです」という高校生。N=1を大切にする世代。大学のあらゆる構成員の方一人ひとりが「メディア」と呼ぶに等しい影響力を持つのだと感じました。(牧田)▶2008年に入社して以来、数々のすてきなご縁に恵まれ、これまで多くの勉強をさせていただきました。振り返ってみると6年間があっという間でした。私事で恐縮ですが、出産のため来春頃まで長期休暇をいただきます。皆さまにまたお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。(松本)▶4年間心待ちにしていた、サッカーW杯が終わりました。史上最強と期待された日本代表ですが、残念ながらグループリーグ敗退という結果に終わりました。選手たちは口ぐちに語りました、「自分たちのサッカーができなかった」と。日本人らしさとは何か、他国と異なる優位性は何か。そんなことを考えさせられる1カ月となりました。グローバル人材が叫ばれる昨今だけに、余計気になったのかもしれません。(小林)編集人/小林浩 発行人/冨塚優 発行所/株式会社リクルートホールディングス編集制作/佐々木泉美・能地泰代・鹿島梓・牧田綾子・松本恵・齋藤桃子本社/〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワーリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)FAX 03-6834-8768DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバー・WEB限定 月次特集はこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/

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