カレッジマネジメント190号
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13リクルート カレッジマネジメント190 / Jan. - Feb. 20151992年から2012年までの20年間の78学科系統分類の募集定員の変化、志願者数の変化について4年刻みで分析した。それに直近の2012年から2014年を加えて示したのが、図表2-2から図表2-13である。また、分野ごとの増減率の程度を比較参考とする目的で、志願倍率5倍ラインの補助線を破線で示した。紙幅の都合上、2012年から2014年で特徴的な変化のあった分野について考察したい。文化・地理・歴史系統(図表2-2、2-2a)文化人類学が2004年から2012年まで成長期であったが、撤退期に転じた。教養学は成熟期から再成長予兆期に転じた。地理学、日本文化学も大きな成長期から再成長予兆期にから2012年まで成長期になっていたが、数学は撤退期に、物理学、化学は再成長予兆期に転じた。法律・政治・経済系統(図表2-5、2-5a)経済学と総合政策学、政治・政策学が衰退期から撤退期に転じた。法学、経営学と商学が衰退期から再成長予兆期に転じた。家政・生活系統(図表2-6、2-6a)栄養・食物学は、2012年まで成長期であったが成熟期に入った。生活科学は、撤退期から再成長予兆期に転じた。服飾・被服学は、成長期から撤退期に転じた。住居学は、少しではあるが、再成長予兆期から成長期に転じている。生物系統(図表2-7) 生命科学が、20年間一貫して成長期を継続してきたが、募集定員が減じているものの志願者が増加する再成長予兆期に転じた。農学が2008年からこの20年間で初の成長期に転じた後、再成長予兆期になった。生物学も成長期から再成長予兆期に転じた。獣医・畜産学は、衰退期から再成長予兆期に転じた。森林科学・水産学が再成長予兆期に入っている。社会・マスコミ系統(図表2-8、2-8a)社会学は衰退期を継続し志願者を減じている。観光学は成長し続けてきたが、再成長予兆期に転じた。情報学は、緩やかな再成長予兆期であったが、再度撤退期に突入した。コミュニケーション学が、再成長予転じている。芸術・文学・表現系統(図表2-3、2-3a、2-3b)外国文学が一貫して撤退期を継続していたが再成長予兆期に転じた。美術は、募集定員は大きく変わらないものの志願者を減じ続けていたが、撤退期に転じた。デザインは衰退期から再成長予兆期に転じた。文芸学は、2008年から2012年に成長期から撤退期に転じたものの2014年に向けては成長期に転じた。舞台・演劇学は、2000年から大幅に志願者を減じていたが、成長期に転じた。数学・物理学・化学系統(図表2-4)数学、物理学、化学ともに、2008年5,000 0 0 10,000 15,000 20,000 1,000 2,000 3,000 4,000 志願者数 募集定員数 (人) (人) 志願倍率5倍ライン 1992 2000 2004 2008 2012 2014 2012 2014 2012 12 14 2012 2014 2004 2004 2000 2000 2000 2000 2004 2008 2014 2012 2004 2008 2008 2004 2008 2008 2000 2000 2004 2014 2012 2008 1992 1996 1992 1992 1996 1996 1996 1996 航空・船舶・自動車工学 システム・制御工学 通信工学 画像・音響工学 環境工学 応用物理学 材料工学 図表2-13b 工学・建築・技術系統の動向 ■志願者数×募集定員数 推移(1992、1996、2000、2004、2008、2012、2014) ※機械工学、建築学、情報工学、電気工学、電子工学、土木工学、応用化学、経営工学を抜いたもの 特集 学部・学科トレンド2015
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