カレッジマネジメント192号
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66リクルート カレッジマネジメント192 / May - Jun. 2015編集のおと▶最近大河ドラマの「花燃ゆ」に嵌っているのですが、改めて発見したのは、松下村塾をはじめとしたこの時代の寺子屋は“正解のない問い”にどう応えるべきかを仲間と共に考えて行動に移す、まさに「アクティブラーニング」そのものではないかということ。下村文科大臣は今回の教育改革を「明治維新以来の大改革」と仰っていますが、一私塾からあれだけの人材を輩出した松下村塾で行われていたような教育が現代の規模で行われるとしたら、まだまだ日本の未来は拓けるという希望を感じてワクワクしています。(林)▶新入生を迎えたキャンパスの中で、朝の学食が賑わっているようです。最近100円でとか、低価格で朝食を提供する大学のことを耳にします。なかには4月中は無料なんていう大学もあるそうで驚きます。ある調査によれば仕送りの平均額は7万円強。足りない分を奨学金やアルバイトで賄う学生が大半ですから、お財布に優しくありがたい話です。格安朝食につられて登校。1限の授業の遅刻もなくなるかも。(佐々木)▶昨年度(2014/4月~2015/3月)は、出会い・卒業(退職)・産休でメンバーの入れ替わりが多い1年でした。歳を重ねるごとに涙もろくなってきている私は、送別会の時はもちろん号泣。その人との思い出が走馬灯のようによみがえります。今まで何度も経験しているのに、一緒にいたメンバーが居なくなるのがこんなに寂しいとは。一緒の釜の飯を食べた同志が残してくれたものを大切に、新しい出会いを楽しみにしていきたいと思う今日この頃です。(鈴木)▶4月より産休復帰し、今号制作のピークに齊藤と交代しました。産休中は、人生初の専業主婦!と意気込み慌ただしくしていたつもりでしたが、いざ仕事が始まると、あっという間に底をついた時間と心の余裕。走り回る毎日のなか、ふと産休中のゆったりとした時間の流れが懐かしくなります。ドタバタな4月でしたが、周囲に助けてもらい、なんとか発行を迎えられました。一読者として本誌を読むという新鮮な期間を経たこともあり、また新たな気持ちで頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。(松本)▶日本生産性本部が毎年発表している今年の新入社員の特徴は、「消せるボールペン型」だそうです。柔軟に書き直しができるが、熱を入れ過ぎると色(個性)が消えてしまうそうです。確か、私の学生時代には「テレホンカード型」という表現がありました。挿入方向が合っていないと動作しないくせに、仕事が終わるとピー、ピーとうるさいのだとか。時代の流行と合わせてうまく考えますね。ともあれ、無事社会人となった新人たちのフレッシュさを目の当たりにして、私自身も“初心忘るべからず”で頑張りたいと思います。(小林)発行人/山口文洋 編集人/小林浩 発行所/株式会社リクルートホールディングス編集制作/林知里・佐々木泉美・鈴木規子・松本恵本社/〒104-0031 東京都中央区京橋1-6-1 三井住友海上テプコビルリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)FAX 03-6705-0088DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバー・WEB限定 月次特集はこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/

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