カレッジマネジメント196号
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62リクルート カレッジマネジメント196 / Jan. - Feb. 2016編集のおと▶「失敗の価値」今号の特集取材で、企業と大学双方から驚くほどよく聞かれた言葉です。なかでも大学関係者の、研究はそのものが失敗を積み重ねることで成功に辿り着くプロセスだという言葉には、目から鱗でした。最近の学生はリスクを避ける傾向もありますが、大学という安全な場で失敗を経験し、そこから学び、這い上がるタフさを身につけることには大きな価値があると感じました。(林)▶冬は、本当はほっこり暖かい部屋の中でぬくぬくするのが好きです。放っておかれると自動的に冬眠してしまうのですが、今年はやんちゃ盛りの息子がそうはさせてくれず、日々寒風吹きすさぶ中、あんよの練習に明け暮れております。若い生命力の逞しさに感心しつつ、逞しくない親なので、風邪ばかりひいております。皆さまもどうかご自愛くださいませ。(鹿島)▶ある僧侶が、最澄が開宗した天台宗のことを「あれは、新興宗教」と語ったとか、京都の方が「この前の戦争」は、応仁の乱を指すとか聞いたことがある。根底には古都の方々の自負でしょうが、歴史の流れを大きな視点で見ていることにもなる。今はせっかちな世の中だが、教育だけは「すぐ」に結果がでないし、「すぐ」の結果を求めてはいけない。その道はLINEではなく、果てしなく続くROADとでもいいましょうか。(佐々木)▶明けましておめでとうございます。今年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。いよいよセンター試験が始まります。姪っ子も今年受験。将来の夢は看護師、しかし突然の留学生との出会いで、「海外で通用する看護師」という夢がさらに大きくなっていました。これからでも遅くはないですよね。今自分にできること、ゆっくり考えてみようと思います。(鈴木)▶昨年の自分を漢字一字で表してみると「動」や「走」といった言葉が浮かびます。4月の仕事復帰後の心理としては「焦」しかない状況でしたが、なんとか走り抜けたという思いです。今年は「蓄」や「育」といった言葉が思い浮かぶような一年にしたいと思っています。本年もよろしくお願いいたします。(松本)▶新年明けましておめでとうございます。2016年は、高大接続システム改革会議の最終報告、新しい学習指導要領、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化など、大きな提言が控えています。各大学は強みや役割、価値を明確にして、将来に向けての議論を深める必要があるでしょう。より良い大学創りのお役に立てるよう、今年も頑張りたいと思います。(小林)発行人/山口文洋 編集人/小林 浩 発行所/株式会社リクルートホールディングス編集制作/林 知里・鹿島 梓・佐々木 泉美・鈴木規子・松本 恵本社/〒104-0031 東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワーリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末年始を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)FAX 03-6705-0245DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバー・WEB限定 月次特集はこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/【お詫びと訂正】195号40頁理事長・学長の経歴のうち「2002年同専攻単位取得満期退学」とありますのは「2002年同専攻博士課程単位取得満期退学」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。技能強化に向けて 「話す力」「聴く力」が最短距離で身につく4英語サプリ検索
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