カレッジマネジメント198号
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66リクルート カレッジマネジメント198 / May - Jun. 2016編集のおと▶戦後最大の大改革ともいわれる『高大接続改革』がいよいよ動き出します。改革の成功は、いかに高校と大学が共通のゴールである“これからの社会で活躍し続けられる人材の育成”に対して協働できるかにかかっているという思いから、高校の変化の胎動をお伝えする特集を企画しました。折しも人事異動の春、私も本誌を離れ、出向という形で文部科学省の『トビタテ!留学JAPAN』を担当させていただくことになりました。高大接続改革の行方は、少し違う角度から引き続き追っていきます。これまでお世話になった皆様、誠にありがとうございました。(林)▶春になりました。花を愛でて季節の移ろいを祝うたび、日本人で良かったと思う方も多いと思います。入学式の桜、華やかな彩りの中で将来への期待に胸を膨らませる一方、その不透明さに不安を覚える生徒もまた多いのでしょう。本号では、今後の社会に即した待ったなしの教育改革について、一歩先行く高校現場の取り組みをご紹介しています。今後の日本を担う子ども達の未来が明るくあるよう、考察を深める一助になれば幸いです。(鹿島)▶直木賞を受賞した『下町ロケット』では、下町の一工場が、超大企業へのロケット部品供給を勝ち取りました。「内制化」していた大企業が、アウトソーシングを受け入れ、一工場を下請けではなく、パートナーとしたことでロケット打ち上げに成功します。一般にアウトソーシングは経費削減の観点で語られますが、そうすると上下関係が生まれ、「頼んだこと」しかしなくなる…。大学でのアウトソーシングもこのあたりが大切な気がします。(佐々木)▶最近、子どもの成長を日々実感しています。市販の練習帳でひらがなの読み書きが出来たと思えば、いつの間にかカタカナ。自分で書ける自信がつくと今度は色々な人にお手紙書きまくり。そんな中普段はさらっと見ていた私ですが、卒園式の前日に子どもからもらった手紙にはとても感動したのを思い出しました。感謝の気持ちと似顔絵、感動して泣いてしまった私。子どもの成長と一緒に私も成長していきたいと感じさせられます。(鈴木)▶子どもの入社式に、親が参加するケースが増えてきているといいます。大切に育ててきた子どもが社会へ一歩足を踏み出す姿を見たい、という親の気持ちもわからなくもないですが、いつまでも親離れ・子離れができていないように思います。保護者調査の結果から見える親子関係の数年先が、まさに現れているように感じました。(松本)▶高大接続を受けて、高校に訪問する機会が増えました。すると、高校が大きく変化していることに気づきます。プロジェクト型学習や探究型学習が、確実に増えてきています。また、海外の大学へ進学を目指す生徒を応援する高校、合併により新たなチャレンジを行う高校など、様々な取り組みが始まっています。間もなく、こうした教育を受けた高校生が、大学に入学してきます。彼らを満足させられる教育ができるかどうか。大学の教育力が問われています。(小林)発行人/山口文洋 編集人/小林 浩 発行所/株式会社リクルートホールディングス編集制作/林 知里・鹿島 梓・佐々木 泉美・鈴木規子・松本 恵本社/〒104-0031 東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワーリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末年始を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)FAX 03-6705-0245DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバー・WEB限定 月次特集はこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/

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