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カレッジマネジメント201号
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12影響が強いのも特徴だ。〈専門学校進学者〉は、図表4を見ると、大学進学者と同様に高2の夏から検討行動を開始するが、入学校を高校2年までに決めているのは5人に1人にとどまる（大学進学者は29.5％）。しかし、高校3年の4月から検討行動が加速し、4月に入学校に関心を持ち、夏に決定するという短期的な行動が特徴だ。高校3年の1学期が大きなポイントだといえる。また、1月以降も、受験の結果等により入学校決定者が増加するため（1月〜3月で全体の約10%が決定）、年明けにも広報ニーズがある。利用メディアに関しては短大と同様、進学情報誌で検討してオープンキャンパスで決めるという流れだ。専門学校には偏差値という選択軸がないため、実際に行って授業を体験し、施設を見て決める、というのが専門学校進学者の特徴といえる。また、参加校数も大学と比較して少ない（大学3.8校、専門学校3.5校）ため、行く前に絞り込んで参加し、そこで強い影響を受けて決定する傾向がある。オープンキャンパス参加リストの中には必ず入っておきたい。進路選択プロセスと影響メディアの詳細は図表5にまとまっているので参照されたい。志望校変更はAO・推薦は高3の夏、一般・センターは年明け高校3年時に志望校を変更するのは全体の44.6％（図表6）。図表にはないが、経年でみると2回連続減少（2011年59.0%→2013年46.7％→ 2016年44.6％）しており、高校3年時に志望校を変更する割合は減少傾向にある。文系（変更あり41.4％）より理系（49.3％）、AO・推薦入試受験者（42.0％）より、一般・センター利用入試受験者（47.2％）のほうが、変更する割合が高い。変更時期のピークは、合格入試方法で異なる。AO・推薦入試受験者では8月がピーク。変更理由のトップはオープンキャンパスであることから、AO・推薦入試受験者にとってはオープンキャンパスの内容が志願度を大きく左右するといえる。また、9〜10月には「高校の指定校推薦の一覧を見て」「高校での自分の成績を見て」等も高い。一方、一般・センター利用入試受験者の変更ピークは1月。センター試験の成績の影響となっている。9〜10月に「模試の成績を見て」、「塾・予備校の先生からのアドバイス」による変更も高くなっており、全体的に成績による変更が主だといえる。リクルート カレッジマネジメント201 / Nov. - Dec. 2016図表6 高校3年時における第一志望校変更時期（大学進学者全体／複数回答）0102030405060（％）AO・推薦入試受験者ピーク→オープンキャンパス影響一般・推薦入試受験者ピーク→センター試験の結果影響調査数変更なし変更あり ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 10月 11月 12月 １月 ２月 ３月大学進学者全体（2016年）305150.844.63.02.43.45.58.64.94.83.13.910.71.30.4男女別男子126652.043.02.42.02.24.26.84.75.13.14.712.21.80.6女子177250.045.73.32.64.36.49.84.94.53.23.39.60.90.3入試方法別一般、センター・計170148.547.22.61.62.23.27.23.25.13.65.617.62.10.6ＡＯ、推薦入試・計119453.342.03.53.35.38.910.77.14.12.71.71.20.20.1文理別文系169554.341.43.02.54.15.78.84.94.22.73.27.31.20.2理系122046.549.33.02.02.45.27.74.85.43.84.916.01.40.8＜当月 累計＞3.05.48.814.322.927.832.635.739.650.351.652.0変更理由1位塾・予備校の先生行きたい学部・学科が変わった友人・先輩進学説明会・ガイダンスオープンキャンパス指定校推薦の一覧進学説明会・ガイダンス行きたい学校が変わった模試の成績センター試験の成績友人・先輩高校での自分の成績2位行きたい学部・学科が変わった進学説明会・ガイダンス興味のある職業・分野が変わった・家族オープンキャンパス興味のある職業・分野が変わった家族経済的な理由友人・先輩家族興味のある職業・分野が変わったセンター試験の成績行きたい学校が変わった3位友人・先輩興味のある職業・分野が変わった経済的な理由高校の先生経済的な理由模試の成績高校の先生指定校推薦の一覧を見て塾・予備校の先生塾・予備校の先生塾・予備校の先生行きたい学部・学科が変わった100.0 「大学進学者全体（2016年）」より5ポイント以上高い 100.0 「進学者全体（2016年）」より5ポイント以上低い大学
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