カレッジマネジメント202号
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54リクルート カレッジマネジメント202 / Jan. - Feb. 2017編集のおと▶昨年は厄年ながら、そこまでの厄なく師走まで行き着いたのですが、ここへ来て10年以上使っていた電化製品が一斉に壊れ、急きょ冷蔵庫・電子レンジ・掃除機を全て買い替えることに。いずれも大台を超える出費に頭を抱えております。しかも漸く回収含め段取りがついたところ、通りかかったおもちゃ売り場でストライダーを前に目をキラキラと輝かせ、頑として動かない息子。いや、それ結構高い。もうこれ以上は赤字を突き破り鼻血も出ません。クリスマスプレゼントは孫に甘い祖父母に頼ることにいたします。私にもサンタさんが来てほしい。(鹿島)▶最近届いた荷物の中に入っていた手紙。「お元気ですか?」なつかしい文字を追いながら無性に温かい気持ちになった。メールには封筒も便箋もない。送る費用もかからず、手紙のように手間もかからない。手間をかけた手紙を、「こんなのメールで済むのに、バッカじゃない!」と言うのか、「わざわざ手紙をくれたんだ。ありがたいなぁ」と思うのか。メールの渦の時代、後者の人を育てるのに、親や教育者は何をすべきでしょう。(佐々木)▶最近、高齢者の自動車事故のニュースがある度に、父の姿が脳裏に浮かんできます。というのも、約1年前から父の運転でブレーキが遅いと感じるようになり、実家に遊びに行った帰りに送ってもらうことを断り続けています。父には申し訳ない気持ちもありますが、やはり心配。定年まで約35年毎日仕事場まで車で通勤していた父。運転にはかなりの自信があるけど、70歳を超えた今、やはり自分自身老いを感じたのか運転する機会が減ってきました。今度孫を連れて帰った時、私が運転し父と娘そして孫、一緒に出かけてみようと思います。(鈴木)▶あけましておめでとうございます。ここ何年かのお正月は家でのんびり寝正月です。年の初めを祝う行事はどこへやら。年神様に通り過ぎられてしまいそうなので、それらしいことをせねば!と思い立ってするのは初詣。普段は人気がない神社にたくさんの人が集うのを見て、お正月のなんともいえない高揚感を感じます。近所の小学校で行われるとんど(東京ではどんど)を見に行って、今年の無病息災を願いお正月をしめくくりたいと思います。(松本)▶2012年に本誌では、「経営戦略としての学費」特集を組みました。当時は、リーマンショック後の不況が続いており、大きな反響を頂きました。あれから5年、今回は、中途退学の裏側にある経済的事情に焦点を当てました。景気は回復傾向にあるというものの、依然として教育費は家計にとって大きな支出です。学ぶ意欲のある学生が、ちゃんと学べる日本へ。これは、個々の家庭だけではなく、社会全体としてのセーフティネットをどう作っていくかの課題だと、改めて感じました。(小林)発行人/山口文洋 編集人/小林 浩 発行所/株式会社リクルートホールディングス編集制作/鹿島 梓・佐々木 泉美・鈴木規子・松本 恵本社/〒104-0031 東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワーリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末年始を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバーはこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/

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