カレッジマネジメント204号
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45載するよう分割し、より多様で具体的な内容が記載されるようにする。 また、その際、一定の共通の留意事項を踏まえて記載されるよう、「調査書記入上の注意事項等について」を見直す。○評定平均値について、生徒の多様な能力や個性の評価や目標に準拠した評価の観点からの課題の一方で、現行のAO入試や推薦入試において果たしている役割も踏まえ、その在り方の見直しについて検討する。(2)推薦書の見直し○推薦書を求める場合については、学力の3要素に関する評価についての記載を必ず求めることとするよう、実施要項に盛り込む。(3)本人が記載する提出書類等実施要項において、例えば、以下の内容を盛り込む。○活動報告書を活用する際には、以下のような内容の記載を求める。 ・「総合的な学習の時間」等において取り組んだ課題研究等 ・学校の内外で意欲的に取り組んだ活動○大学入学希望理由書や学修計画書を活用する際には、各大学が、学部等の教育内容を踏まえ、入学希望理由や学びたい内容・計画等を記載させる。○大学入学希望者本人が記載する資料の活用に努める。特に、面接や推薦書の提出を含む選抜においては、これらの資料を積極的に活用する。○芸術系など実技を通じて評価する場合には、必要に応じて、活動報告書、大学入学希望理由書や学修計画書を活用することが望ましい。(4)調査書等の電子化について○調査書等の電子化について、指導要録の電子化等とあわせて、文書のデータ形式の在り方や環境の整備等について検討する。今後について上記の検討状況の公表後も、大学・高等学校等の関係団体等の意見も聞きながら、改善協議での検討を進めており、平成29年度初頭を目途として、「平成33年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告」(平成32年度に実施される大学入学者選抜から適用)を通知する予定である。なお、平成28年度からは「大学入学者選抜改革推進委託事業」において、調査書・提出書類や面接等を実践的に活用する方法、高校段階でのeポートフォリオとインターネットによる出願システムの構築等の開発、「主体性等」の評価尺度・基準の開発の推進に取り組んでおり、今後、その成果を生かしていく必要があると考えている。リクルート カレッジマネジメント204 / May - Jun. 2017新テストに係る実証的・専門的検討と準備・実施28年度29年度30年度31年度32年度33年度34年度35年度36年度現行学習指導要領の下での実施新学習指導要領の下での実施「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の導入個別大学における入学者選抜改革「実施方針」の策定に向けた検討※対象教科・科目の出題内容や範囲、記述式及び英語の実施方法と実施時期、プレテストの実施内容、正式実施までのスケジュールなど大学入学者選抜実施要項の見直しについて、高校・大学関係者による協議※ 「AO入試」「推薦入試」「一般入試」の在り方の見直し、調査書の見直しなど「実施方針」の策定・公表(29年度初頭)大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告通知(29年度初頭目途)各大学の入学者選抜方法等の予告・公表各大学の入学者選抜方法等の予告・公表「平成33年度大学入学者選抜実施要項」発出(32年5月)「平成37年度大学入学者選抜実施要項」発出(36年5月)新学習指導要領に対応した個別選抜の実施に関する通知プレテストの実施(30年度目途)「実施大綱」の策定・公表(31年度初頭目途)新学習指導要領に対応した「実施大綱」の予告新学習指導要領に対応した「実施大綱」の策定・公表「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の実施各大学で選抜実施各大学で選抜実施新学習指導要領に対応したテストの実施高大接続システム改革のスケジュール:大学入学者選抜改革(高大接続システム改革会議最終報告より)

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