カレッジマネジメント206号
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37リクルート カレッジマネジメント206 / Sep. - Oct. 2017関東エリアは、2008年の調査開始以来、10年連続「私立志向・計」が過半数を占めており、私立志向が顕著である。リーマンショック直後の2009年には、ピークの55.5%をマークしたあと、ややポイントを下げたが、2012年12月の第二次安倍政権発足を受けて、景気回復が実感され始めたのか、2014年以降は再び増加。2017年はピーク時に近づく高い比3エリア中、最も国公立志向が高い東海エリア。東海エリアといえば国公立志向といえるくらい、ブランド力調査開始以来、10年間一貫して「国公立志向・計」が「私立志向・計」を上回っている。関東と同じく景況感が反映され、2009年から「国公立志向・計」がどんどん増え、2012年にはピークの56.2%に達した。その後は減少方向に進み、2015年には再度増率となった。特に、「私立の大学・短期大学にぜひ行きたい」は、2017年が過去最高の46.2%になっている。一方、国公立志向だが、むしろ景況感はこちらのほうに表れるようだ。2008年は3割に満たなかった「国公立志向・計」が翌2009年には大幅に増加、不況の最後の年である2011年にピークの35.2%に達している。2013年を境にその比率は減少の一途となり、今年はやや増加した。国公立志向・私立志向(図表7)関東東海進学ブランド力の10年間第2章今年で10年目を迎えるこの調査。経年での変化をエリア別に追ってみた。またこの10年間のブランド力の変化に影響を及ぼすものは何なのか──。関東は10年間一貫して私立志向、東海は国立志向。関西は国公立志向が高まり、私立志向を上回る。

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