カレッジマネジメント210号
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39リクルート カレッジマネジメント210 / May - Jun. 2018リンピックの影響で景況回復の期待値により、減少していると考えられる。子どもに進学を希望する保護者に進路選択において重要だと思う項目について尋ねると(図表3)、「進学費用」55.3%と「現在の入試制度の仕組み」50.3%が共に50%を超える回答があり、「進学費用」が前回の「現在の入保護者が最も重要だと考える情報は「進学費用」が55.3%分野をアドバイス、学部・学科・コースを調べる等、具体的な進路情報に関わっていることが分かる。10項目中8項目で前回調査結果より、ポイントがアップしており、進路選択行動へ積極的に関わる保護者が年々増加しているようだ。特に「興味をもった学校の見学に行く」は前々回から11.0ポイントと全項目の中で一番アップしている。オープンキャンパスへの保護者参加が増加し、子どもと一緒に行動する保護者像が浮かび上がる。試制度の仕組み」を抑えて再び1位となった。景気回復傾向にあるものの、依然として家計において子どもの教育費負担は大きく、「進学費用」の情報は強く求められている。入試制度についても、直接本調査対象の高校生は関係ないが、2020年から始まる新共通テスト等の入試改革も少なからず影響していると考えられる。また、子どもの進路選択において、保護者の関わりを見ると(図表4)、将来の職業をアドバイス、子どもに合う(%)0204060調査数将来の職業をアドバイスする子どもに合う分野をアドバイスする就職か進学かを選ぶ際にアドバイスする大学か短大か専門学校かを選ぶ際にアドバイスするどんな学部、学科、コースがあるかを調べる子どもに合う学校にどんな学校があるかを調べる興味をもった学校の見学に行く(オープンキャンパス・学校見学会を含む)興味をもった学校の入試方法を調べる具体的な受験校を子どもにアドバイスする興味をもった学校の資料請求をする2017年119260.460.259.155.949.947.339.235.534.727.6(%)0204060調査数進学費用(学費・生活費など)現在の入試制度の仕組み将来の職業との関連学部・学科の内容就職の状況(実績)入試の内容奨学金の種類と採用条件資格取得の状況(実績)難易度サポート体制校風・雰囲気通学の便周辺環境カリキュラムの特徴進学に利用できる教育ローン施設・設備の充実授業の内容教授(講師)陣の充実最近の高校生の卒業後の進路教育方針子どもの高校の進学実績大学・短大・専門学校など学校種の違い進学先の知名度中退の状況財務状況その他無回答2017年119255.350.343.840.436.432.125.625.221.114.412.910.19.58.98.78.66.96.75.24.94.33.92.50.80.80.38.3(%)0204060調査数入試制度をはじめ最新の進路情報を知らないから社会がどのようになっていくのか予測がつかないから家庭の経済的な理由で、子どもの進路の選択肢を狭めざるを得ないから子どもにアドバイスできる程、自分の生き方・考え方に自信がないから子どもの人生を決めてしまうようなアドバイスをするのは気が引けるから子どもが何を考えているかよくわからないから子どもがアドバイスを望んでいないから教師からの情報提供が足りないなど、高校が頼りにならないから子どもの相談に乗ったり、アドバイスするような時間の余裕がないから子どもと対立してしまいそうで怖いから学校の進路指導の方針と考えが合わないことがあるからその他無回答2017年123045.543.724.522.220.719.2 8.8 5.9 5.0 3.2 3.1 7.4 2.4図表4     進路選択行動の関わり方:行ったことがある (進学希望者/単一回答)保護者図表3     進学先検討時で特に重要な情報 (進学希望者/5項目まで選択)保護者図表2     進路選択についてアドバイスを難しいと感じる要因 (「アドバイスが難しい」回答者/複数回答)保護者

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