カレッジマネジメント210号
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4リクルート カレッジマネジメント210 / May - Jun. 20184リクルート カレッジマネジメント210 / May - Jun. 201818歳入学者の減少が明確になった頃から、あらゆる世代にとって学びの場として開かれることは、高等教育機関が維持・発展を遂げていくうえで着目されてきた。そんな中、昨今では、「人生100年時代」のキーワードとともに、「教育、仕事、老後」という単線型から脱却してマルチステージ化する生涯において、何度も学び続ける必要性を多くの人が認識するようになっている。さらには、AI、IoT、ビッグデータ等に代表される技術の急激な進化を牽引しうる人材の育成も急務とされ、目の前の仕事の延長線上にない革新的な思考を習得しうる場も求められている。「『人生100年時代構想会議』の具体的なテーマ」(下図)にもある通り、新たなうねりとなりつつある社会人の学びについて、その現状と課題、今後の方向性について探った。「『人生100年時代構想会議』の目的と主要テーマ/平成29年9月11日 人生100年時代構想推進室」より人生100年時代構想会議の具体的なテーマ①全ての人に開かれた教育機会の確保、負担軽減、無償化、そして、何歳になっても学び直しができるリカレント教育②これらの課題に対応した高等教育改革※※大学にしても、これまでの若い学生を対象にした一般教養の提供では、社会のニーズに応えられないのではないか。③新卒一括採用だけでない企業の人材採用の多元化※、そして多様な形の高齢者雇用※これが有能な人材確保のカギであり、企業にしてもこれまでの新卒一括採用だけではやっていけない。④これまでの若年者・学生、成人・勤労者、退職した高齢者という3つのステージを前提に、高齢者向け給付が中心となっている社会保障制度を全世代型社会保障へ改革していく。特集人生100年時代の社会人教育

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