カレッジマネジメント212号
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5リクルート カレッジマネジメント212 / Sep. - Oct. 2018本調査は2019年3月卒業予定の高校3年生に対して、4月6日〜5月10日にかけて実施したものである。知名度ランキングとは、「知っている」と回答した大学を、志願度ランキングは、「志願したい大学」を4校まで選択してもらい、ランキングにまとめたものである。なお本誌では、関大学の国公私立別の志望状況を過去10年分表したのが図表1である。3エリアごとの特徴を見ていこう。まず関東は一貫して「私立志向・学のイメージを回答してもらい、上位15位をランキングにしたものだ。全体(男子・女子)の回答結果をご覧頂き、各大学が伝えたいイメージが高校生に伝わっているか、今後の募集広報戦略の参考に供したい。政権発足を受け、アベノミクスによる景気回復が実感され始めたのか、2014年以降は再び増加。関東にはもともと私立大学が多く、高校生の進路選択の幅が広い。卒業生も多東・東海・関西の3エリアごとに全体(男女)、文系・理系(全体・男女)の詳細な結果を掲載している。次に、3エリアごとの大学のイメージランキングを掲載している。イメージランキングとは、スペックで示しやすい機能的価値、情緒的な側面を示す感性的価値について、各大計」が過半数を占め、私立志向が顕著である。リーマンショック直後の2009年にはピークの55.6%をマークし、その後ややポイントを下げたものの、2012年12月の第二次安倍国公私立大学志望の状況関東は私立志向、東海・関西は国公立志向が高い結果に知 名興味・志願イメージ進学ブランド力調査知ってほしい来てほしいこんな学校だと伝えたい・メッセージは届いているか・他大学との差別化は図れているか高校生に大学の狙いは伝わっているのか▶学校が伝えたい▶こう見られたい▶認識ギャップ▶募集課題の抽出学生募集活動高校生の期待大学の約束進学ブランド力調査の目的・機能的価値 ・感性的価値 大学高校3年生(2018年4月)メッセージ認 識一部の大学にイメージが集中

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