カレッジマネジメント213号
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4リクルート カレッジマネジメント213 / Nov. - Dec. 2018未来の学生を育む高校の改革特集2014年12月の中教審答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」の中で、「わが国が成熟社会を迎え、知識量のみを問う『従来型の学力』や、主体的な思考力を伴わない協調性はますます通用性に乏しくなる中、現状の高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜は、知識の暗記・再生に偏りがちで、思考力・判断力・表現力や、主体性を持って多様な人々と協働する態度等、真の『学力』が十分に育成・評価されていない」と当時の状況について書かれている。しかし、その前から「生きる力とは何か」に向き合い、育成しようとチャレンジする高等学校は既に存在しており、またこの数年間の間に次々と多くの高校が改革を始めている。そんな新しい学びの期間を経て、未来の担い手としての素養を蓄えた子ども達が高等教育機関の門を叩くとき、彼・彼女たちを、果たしてどのように迎え、伸ばすべきか。本稿にそのヒントがあれば幸いである。

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