カレッジマネジメント216号
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40リクルート カレッジマネジメント216 / May - Jun. 2019最近1〜2年間力を入れた改革の取り組みを聞いたところ、トップは「進路実績の向上(45.7%)」、続いて「授業力向上(44.1%)」「キャリア教育(33.6%)」となった(図表9)。大学進学率別にみてみると、進学率70%以上は「進路実績の向上(55.6%)」「授業力向上(47.1%))「探究学習(34.6%)」。進学率40%〜70%未満は、「授業力向上(44.3%)」「進路実績の向上(40.0%)」「キャリア教育(33.9%)」。進学率40%未満は、「地域連携(50.1%)」「キャリア教育(48.9%)」「授業力向上(40.0%)」の順であり、「生徒数の確保(38.7%)」が4番目となった。大学進学率によって、高校現場では全く異なった取り組みがされていることを、高等教育側でもきちんと押さえておくことが重要となる。2019年からは新学習指導要領改訂の先行導入として、高校現場で探究型学習の導入が推進される予定だ。そうすると、改革の取り組みもまた変わってくることが想定される。2019年より新設された専門職大学についての認知を問うたところ、2018年10月時点で9割以上(91.9%)が知っていると回答があった(図表10)。「名称も内容も知っている」は4割強(41.6%)であった。それぞれ、16年調査と比較すると27.3ポイント、20.7ポイント増加している。特に「名称も内容も知っている」は約2倍になっており、高校現場にも専門職大学が浸透し始めていることがわかった。専門職大学創設初年度である2019年度は専門職大学が2校、専門職短期大学が1校にとどまった。次年度の認可校はどうなるのか。認知度アップには、ある程度の学校数が必要条件となってくるであろう。専門職大学について3(%)02040602018年 全体40%未満40~70%未満70%以上2018年 全体(n=1203)2016年 全体 (n=1105)※2018年は選択肢の文言を変更:2016年は「『専門職業大学』または『専門職大学』(いずれも仮称)という名前も内容も知っている」「『専門職業大学』または『専門職大学』(いずれも仮称)という名前は知っているが、内容は知らない」「名前も内容も知らない」で質問41.620.943.732.52.950.36.31.7名称も内容も知っている名称は知っている知らない無回答認知・計認知・計(%)91.964.6近年の高校改革の取り組みは「進路実績の向上」「授業力の向上」専門職大学を9割以上が認知、内容まで知っているは4割強で、2倍に※「2018年 全体」より 10pt以上高い/ 5pt以上高い/ 5pt以上低い/ 10pt以上低い ※「2018年 全体」降順ソート図表9 最近1~2年間力を入れた改革の取り組み【2018年】(全体/複数回答)図表10 「専門職大学」の認知【時系列】(全体/単一回答)進路実績の向上授業力向上キャリア教育生徒数の確保地域連携ICT教育探究学習高大連携グローバル教育保護者対応中高連携SGH・SSHカリキュラム・マネジメント多面的評価の取り組みリーダーシップ教育ESD・SDGsインクルーシブ教育海外進学の強化国際バカロレア(IB)文理融合型教育その他無回答2018年 全体(n=1203)45.744.133.630.530.327.924.120.615.510.6 9.6 7.4 6.1 5.7 3.1 3.1 2.5 1.8 1.0 0.8 3.2 2.5大短進学率別70%以上(n= 541)55.647.122.022.914.831.234.624.824.811.1 8.115.3 6.3 6.3 5.0 4.3 1.7 3.0 2.0 1.3 2.0 2.040~70%未満(n= 230)40.044.333.932.630.027.418.326.111.7 9.6 6.5 1.7 6.5 3.5 0.9 2.6 1.3 1.7 0.4 0.4 4.3 3.540%未満(n= 413)35.440.048.938.750.124.012.812.1 5.810.713.3 0.5 5.3 6.1 1.9 1.9 4.4 0.5― 0.5 4.4 2.7
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