カレッジマネジメント216号
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50リクルート カレッジマネジメント216 / May - Jun. 2019「実学主義」によるデザインと工学の融合本学園の創始者であり学園長の片柳 鴻は、空襲を受け不毛の地と化した東京蒲田の惨状を見て、若者の教育こそが日本の復興への道だと考え、1947年に芸術系の創美学園を創立しました。デザインとものづくりを重視する「実学教育」をモットーに、生活のための技術教育を展開。1953年のテレビ本放送開始に合わせ日本テレビ技術学校を設立し、工学分野に進出します。当時のテレビ技術開発の最先端で活躍していた技術者を講師に招聘し、教育環境や設備を飛躍的に充実させました。本学園の理念「理想的教育は理想的環境から」がこの頃までに確立し、現代まで継承されています。1966年には、いち早くコンピュータ時代の到来を意識し、日本初といえる電子計算機の本格的な教育を始めました。1976年に専修学校制度が導入され、校名を日本工学院専門学校に改称し、デザインと工学が融合する専門学校となっていきます。1982年には日本工学院北海道専門学校を開校。続き1986年には4年制大学の東京工科大学を開学し、創立40周年を迎えた1987年には日本工学院八王子専門学校を開校しました。大学では、専門学校が担う中堅たる技術者の育成から、それを管理する上級者の育成を目指しました。今の専門職大学に先駆けること30年前に、教員の56%は企業出身者、片柳学園イズムの「実学主義」を掲げ、既存の大学とは違った実践的な大学教育を目指したのです。工学部1学部としてスタートし、いち早くメディアの可能性に注目し、1999年に日本初のメディア学部を設置したことで志願者が一挙に拡大しました。その後も、工学部を発展的に解消したバイオニクス学部(現在応用生物学部)、コンピュータサイエンス学部、デザイン学部と医療保健学部を設置し、2015年には工学部を再び設置しました。これらの学部が時代のニーズと合致し、6学部、学生数8000人近い規模の大学へと成長しました。創立50周年となる1997年には、法人名を片柳学園にちば・しげる氏1955年生まれ1983年学校法人日本電子工学院(現片柳学園)入職1994年同副理事長2003年日本工学院専門学校・日本工学院八王子専門学校学校長2018年学校法人片柳学園理事長※学校法人片柳学園 設置校東京工科大学日本工学院専門学校日本工学院八王子専門学校日本工学院北海道専門学校徹底した「実学主義」で、2万人が学ぶ学園に成長学校法人片柳学園 理事長千葉 茂

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