カレッジマネジメント218号
54/80

54アストラムライン(広島新交通システム)で市の中心部から20分。安東駅で降り、通学専用エスカレーターをあがると、一面の芝生と大きな水盤、そして水の流れる階段が目に飛び込んでくる。その先にあるのが、キャンパスゲートとなる新1号館だ。2016年に完成したばかりであるこの建物に入ると、今度は吹き抜けのラーニングエリア、カラフルで使い勝手の良いプレゼンテーションフィールド、まるで隠れ家のようなワーク(学習)ボックスに圧倒される。どこかのテーマパークに迷い込んでしまったのか。それほどの環境を安田女子大学は提供している。2019年秋現在、学部数は国内の女子大学で最大の「7」。その沿革は1915年の広島技芸女学校の設立までさかのぼる。安田女子短期大学として55年に保育科、61年に家政科を設置し、66年には四年制の文学部を設置。そのあとは、図表1に示すような変遷をたどる。長らく文学部のみという時代が続いていたが、2003年に現代ビジネス学部ができてからは、家政学部、薬学部、教育学部、心理学部、看護学部と、順調に数を増やしている。学園訓は、「柔しく剛く(やさしくつよく)」。創立時に初代学園長・安田リヨウが唱えた建学の精神だ。人を思いやる優しさと、自らを支える力の重要性を説いている。どんなに時代が移り変わろうとも、女性として誇りリクルート カレッジマネジメント218 / Sep. - Oct. 2019瀬山敏雄 学長図表1 学部の変遷人としての可能性を広げるゆるぎない教育安田女子大学C A S E319662003200420052006200720082009201020112012201320142015201620172018文学部現代ビジネス学部家政学部薬学部教育学部心理学部看護学部2019年秋現在、学部数日本最大の女子大学

元のページ  ../index.html#54

このブックを見る