カレッジマネジメント218号
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58リクルート カレッジマネジメント218 / Sep. - Oct. 2019進学ブランド力調査は、2008年に初めてリリースして以来、12回目を迎えた。本調査は、高校3年生になったばかりの大学進学希望者に、大学の知名度、興味度、志願度を聞くとともに、各大学のイメージを聞くものである。使用するデータは、指標化や係数化、総合化等をすることなく、高校生の回答をそのまま示した素のデータである。また、進学校や一般入試受験者層だけでなく、大学進学希望者全般に聞いているため、ユニバーサル化や社会環境の変化が如実に表れることも本調査の興味深い点である。調査結果を見ると、いくつか今年の特徴が見えてくる。まず、一つは私学志向が強まっていることである。全体的に関東は私学志向、東海は国公立志向、関西は景気等の影響によって変動する傾向があるが、今年は全エリアで私学志向が高まった。二つ目は、大手大学の定員厳格化の影響である。各エリアの志願度ランキングを見ると、上位層に大きな変動は見られないものの、10位以降を見ると中堅大学が多くランキングしていることが分かる。文部科学省による定員厳格化政策が進むなかで、大手の総合大学中心に難易度が高まっており、中堅大学の志願度が上昇する結果となっていることが考えられる。三つ目は、中長期の改革や広報戦略が、徐々にだが着実に高校生の大学の志願度に影響を与えているということである。大学改革は、メディア等に取り上げられることも多い。当然、高校生からも注目される。しかし、単年度の改革のみでは、話題づくりに終わりがちである。中長期のビジョンや理念に基づき、改革を継続的に行っているところが、結局は中長期的に志願度やイメージの向上等、ブランド定員厳格化が志願度ランキングにも影響分野別ランキングで、大学の強みを見える化リクルート進学総研 所長リクルート『カレッジマネジメント』編集長小林 浩 編集長の視点大学の独自性(個性)をどう打ち出すのかコーポレート・ブランド戦略プロダクト・ブランド戦略大学全体の個性化戦略特定の学部をフラッグシップとして確立させる例えば、米国では。。。 ホテルならコーネル大学、 アントレプレナー(起業家)ならバブソン大学 マーケティングならノースウエスタン大学日本でも以前は「この分野ならこの大学」という“看板学部”が存在した偏差値による序列化や大学のグルーピングにより希薄にいずれにしても、こんな大学だから、こんな人材を育成している!という価値の浸透高校生企業社会企業では企業では大学では大学では

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