カレッジマネジメント219号
15/60

15リクルート カレッジマネジメント219 / Nov. - Dec. 2019無回答5校以上4校3校2校1校16.618.719.216.016.119.530.919.212.98.919.724.114.321.929.222.512.118.714.019.018.712.135.11.121.618.413.326.71.217.319.614.036.40.724.017.011.523.41.630.416.411.611.60.824.121.012.518.32.220.917.414.831.21.418.529.69.318.50.018.322.012.326.71.012.516.711.549.31.120.721.116.828.40.026.018.512.321.92.135.37.413.211.81.520.118.016.524.71.221.511.810.838.71.120.018.912.431.31.122.018.712.625.61.821.618.611.627.91.620.218.512.930.71.1(%)しており、高校での進路指導の影響は大きそうだ(図表10)。早期のオープンキャンパス参加により、受験に向かうモチベーションを高めるとともに、志望校を見る視点を育成し、入学前後のミスマッチを防ごうとする高校側の狙いもあるのではないだろうか。平均参加校数は3.8校(図表11)。複数校参加する高校生が8割を超えており、5校以上参加率は、26%→28%→31%と経年増加している。高校所在エリア別に見ると、大都市圏(南関東 の問題で参加できないという「不」を解消している。図表にはないが、同伴者については「友達と参加」(2016年:58%→2019年:59%)、「保護者と参加」(2016年:44%→2019年:52%)で、共に前回より増加している。男女別に見ると、保護者との同伴率が女子62%と男子40%より20ポイント以上高い。女子の参加率が高い学校においては、保護者向け情報提供の検討・充実が必要だろう。5.1校、東海 3.6校、関西 3.8校)の参加校数が相対的に高い。エリア内の学校数、及びアクセスの問題が大きいと考えられる。最近では、IT技術の進展もありバーチャルオープンキャンパスやツアーを実施し、オンライン上でコミュニケーションのとれる学校が増えてきている。東京大学でも今年からオープンキャンパスの学部説明会のライブ配信を開始した。遠方に住む高校生に対して、新たなオープンキャンパス参加の形が提供され、距離や時間2019年進学者全体(n=2373)2016年進学者全体(n=4063)2013年進学者全体(n=4561)【2019年属性別】最終進路別大学(n=1944)短大(n= 93)専門学校(n=328)高校所在エリア別北海道(n= 68)東北(n=146)北関東・甲信越(n=232)南関東(n=663)東海(n=300)北陸(n= 54)関西(n=426)中国・四国(n=224)九州・沖縄(n=250)男女別男子(n=1038)女子(n=1326)入試方法別一般・センター・計(n=1169)AO・推薦入試・計(n=1097)平均参加校数3.83.63.63.93.93.52.53.23.65.13.63.03.83.12.63.34.23.64.1特集 進路の意思決定を科学する【図表11】学校主催イベント参加校数(単一回答)平均参加校数3.8校、大都市圏での参加校数が特に増加

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る