カレッジマネジメント221号
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4リクルート カレッジマネジメント221 / Mar. - Apr. 2020教学マネジメント学修者本位の教育への転換特集2018年11月に打ち出された文部科学省中央教育審議会「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」においては、「2040年の展望と高等教育が目指すべき姿」として、その冒頭に学修者本位の教育への転換という言葉が明示され、「何を学び、身に付けることができたのか」+「個々人の学修成果の可視化」さらに、個々の教員の教育手法や研究を中心にシステムを構築する教育からの脱却が必要であるとされている。さらに、そのような学びの質保証システムへの転換に向けて、「教学マネジメントの確立」や「情報公表のさらなる充実」については、検討事項として大学分科会教学マネジメント特別委員会へと引き継がれ、2020年1月には教学マネジメント指針が策定され各大学に示された。本特集では、教学マネジメントとは何か、その本質について様々な観点から掘り下げるとともに、既に学修者本位の教育プログラムの実現や学修成果の可視化に取り組んでいる大学の事例を取材した。

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