カレッジマネジメント222号
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20リクルート カレッジマネジメント222 / May - Jun. 2020ることでした」(管理部萩原理実氏)。そしてできあがったアカデミックシアターはこれまでの大学になかったような斬新なものだ。ガラスキューブ部分は2階建てで、その通路が全て図書館。図書館づくりは、監修として携わった編集者・松岡正剛氏のアイデアがふんだんに盛り込まれ、これまでの司書分類とは異なった陳列がユニークだ。図書館は4つの号館をつなげる通路の役割も担い、入館管理のフラップバーがない開かれた場所。また通路は複雑に入り乱れていて、知らない場所に迷い込むこともある。「あえて迷うようにしています。そこで本との偶然の出合いを経験してほしい」(萩原氏)。つまりそれも計算のうち。図書館を回遊する途中にはACTと呼ばれるガラス張りのスペースが42カ所あり、学部を越えた学生のプロジェクトの拠点として稼働している。プロジェクトは年に一度審査があり、文理学部を越えたもの、産学連携のものに限られる。見事パスしたプロジェクトがACTのスペースを割り当てられ、活動の拠点とすることができる。プロジェクトにはUHA味覚糖と近畿大学の産学連携などもあり、ここから新商品も生まれている。こういった産学連携の窓口となっているのが、アカデミックシアターの一角を占める「オープン・キャリアフィールド」だ。産学連携だけでなく就職支援、卒業生の校友会、自治体との連携といった機能を備え、大学と社2017年にオープンした近畿大学東大阪キャンパスの学術拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」。4つの号館の間を埋めるようにランダムに配置されたガラスキューブのユニークな造形は、今や近畿大学のシンボル的存在だ。このアカデミックシアターは、近畿大学が掲げる東大阪キャンパスの大規模整備「超近大プロジェクト」の一環として造られた。「超近大プロジェクト」は2014年7月にスタートし、2025年の100周年に向けて現在も進行中。昨年9月に次世代型新食堂「DNS POWER CAFE」と「THE CHARGING PIT & DINER」がオープンし、東大阪キャンパスは今も進化を続けている。キャンパスの中心となる学術拠点アカデミックシアターは理事長のビジョンから造られた。「理事長が掲げたのは3つのテーマでした。1つは大学のシンボルになる建物を造ること。東大の赤門のように、近大といえばこの建物と思い浮かべられるような施設です。2つ目はどこにもない図書館を造ること。そして3つ目が文系理系や産学の垣根を越え、連携の拠点となるような場所にす萩原理実管理部長世耕石弘経営戦略本部長志願者数10年間の推移(一般入試)産学連携・文理連携KEYWORD2100周年に向けた「超近大プロジェクト」学部を越えたプロジェクトの拠点近畿大学 アカデミックシアター興味と探求の幸せな偶然をひき起こすアカデミックシアターの仕掛け(人)(年度)020,00040,00060,00080,000100,000120,000140,000160,000202020192018201720162015201420132012201181,38779,74498,428105,890113,704119,915146,896156,225154,672145,320

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