カレッジマネジメント223号
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学びの交流と相互啓発を目的とし、授業の課題や各自の主体的な取り組み等、仲間と話し合いながら学修することができる「スチューデントコモンズ」、②多文化交流の促進を担い、多文化理解、英語学習、海外留学相談ができる「グローバルコモンズ」、③図書館に行ったり来たりしながら、アナログ資料とともに資料のデジタル化に対応した探究的学修を促す「ディスカバリーコモンズ」、④ICTの進展に対応した学修や研究、制作活動等を行うための多様な支援を提供する「データ&メディアコモンズ」の4つで構成されている。講義や演習・実習といった課程にとらわれず、学生自ら、または教員や他の学生とともに主体的・能動的に学ぶ場として活用されている。2019年度には、大和キャンパスでは開学以来初めての増築となる「デザイン研究棟」の建設を開始した(2020年7月オープン予定)。過去、日本はものづくりの力によって国際競争を制してきたが、最近は、モノの価値が低下し、モノ、コト、情報等様々な形態の資源を総合して価値を構築する力、着想から実現、運用までの全てのプロセスを構想する「デザイン力」が競争を左右する時代になった。デザイン研究棟は、様々なデザイン分野について、クリエイティブ、宮城大学は、1997年の開学以来、実学を尊重し、実践的な教育を行うことを信条として、社会で役立つ多くの人材を輩出してきた。しかし、大きく変動している現代社会を見据え、2017年度から大学改革に取り組み、学びの土台となる基盤教育を充実し、豊かな人間性と自ら学び続ける力を養成している。2018年度からは、そのような学生の自主的な学びを促進するために、離れた2カ所に立地する大和・太白の両キャンパスで既存の施設を改修し「ラーニング・コモンズ」の整備を行ってきた。ラーニング・コモンズは、①「アカデミックスキルの育成空間」をコンセプトに、64リクルート カレッジマネジメント223 / Jul. - Aug. 2020水辺を中心として、地域に開かれた機能を持つ交流棟(左)、教育・研究の拠点となる本部棟(右)をブリッジ棟(中央)がつなぐ。仲間と話し合いながら学修することができる「スチューデントコモンズ」多文化理解、英語学習、海外留学相談ができる「グローバルコモンズ」

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