カレッジマネジメント223号
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65リクルート カレッジマネジメント223 / Jul. - Aug. 2020ユーザエクスペリエンスの実験を行う「行動観察室」等を配置する。オープンスタディスペースの廊下側間仕切りは透明な引き戸とし、向かい合う教員研究室とのコミュニケーションを活発にする開放的な空間としている。宮城大学は、これまでも地域に開かれた大学として、看護・事業構想・食産業の分野の教育・研究で様々な取り組みを行ってきた。実際のフィールドでの活動や、地域の課題解決に結びつく活動も多くあり、地域社会の変化に対応する「考える力」「創り出す力」「学び続ける力」を大切にし、学習・研究の環境、プログラム等も常に新たな試みを探究し続けている。デザイン研究棟は、隣接する交流棟の「オープンスタジオ PLUS ULTRA-(プルスウルトラ)」等とともに、セミナーやカンファレンス、ワークショップや展示等、学内異分野の協働、地域の企業・団体等との協働によるデザイン研究の活性化やその成果の発信等により地域の発展に貢献していく。宮城大学は、ラーニング・コモンズやデザイン研究棟を新たな拠点とすることで、強みを活かした特徴的な教育研究の一層の充実強化を図っていくこととしている。宮城大学 キャンパス整備委員会 委員長 井上 誠 (事業構想学群 教授)コンストラクティブ、コーポラティブ、コグニティブ(認知)の能力を養成し、実践する力をつけることを目的に、教員と学生が共に研究に集中できる新たな環境として整備したものである。デザイン研究棟は、鉄骨造3階建て、建築面積約620平方メートル、延べ面積約1,730平方メートルで、外観はガラスを多用して、明るく地域に開かれたイメージとしている。各階には、教員研究室、学生の研究活動や大型の作品制作もできる広い「オープンスタディスペース」、実験を行える「デザインラボ」、高度な機器を利用してコンテンツ制作を行う「クリエイティブラボ」、図書館に行ったり来たりしながら探究的活動を行うことができる「ディスカバリーコモンズ」ICTの進展に対応した学修促進を担う「データ&メディアコモンズ」「オープンスタジオ PLUS ULTRA-」学内外に向けて、セミナーや講義、ワークショップや展示に活用。異分野との協働、地域との協働、デザイン研究の活性化やその成果の発信を行うため、キャンパスの機能を整理

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