カレッジマネジメント224号
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90リクルート カレッジマネジメント224 / Sep. - Oct. 2020編集のおと▶業務に関わらないセミナーや動画も、このコロナの状況下で視聴する機会が増えました。興味のままに視聴し、インプットのみで「知った気」になりがちな人間。文字でまとめるのも肩が凝る。そこで、気になったことを傍らの付箋に「絵で残す」ことに。そして今、家の机の上には、謎の落書きが散乱しています。そしてある日、落書き同士が思わぬ着想を生み出すか、ただのゴミと化すか。(金剛寺)▶本号の流通経済大学の取材で、野尻学長が「東日本大震災やコロナ禍の影響で、生活を支えるインフラや医療を中心としたエッセンシャルワーカーの重要性を世間が認知した点は、物流・ロジスティクス分野にとって追い風となった」とおっしゃっていたのが印象的でした。危機をチャンスに変えるのは、いつでも人の視点の転換。どう捉えてどうプラスに生かすのか。貴学ではいかがでしょうか。(鹿島)▶藤井聡太七段が棋聖のタイトルを獲得したことで将棋の知識が増えた。敗者は自分から「負けました」と言わなければならない。敗者はいたたまれないはずなのに、そのまま残って「感想戦」に臨む。将棋の世界で、それは敗者が負けた理由を見極め、次への糧にするために行われるという。「非を認めない人」ばかりの時代に、棋士たちの姿勢の、何と潔いことか。(佐々木)▶外出自粛期間中、子どもとパン作りを始めました。当初は捏ねたり発酵させたり、時間稼ぎ目的でしたが、毎回違う焼き上がりに、条件を科学したくなりスッカリはまっています。粉種・水分量・捏ね・発酵時間・天気湿度…等。狙った条件設定で、美味しく焼けるかを繰り返し、実験気分を楽しんでいます。ニューノーマル時代、自分の心地よいや楽しいを大切に過ごすようになったなぁと感じています。(池内)▶普段の生活のなかで、娘に手話で返事を される機会が増えてきました。「今のどういう意味?」「前に教えたでしょ。ちゃんと覚えて」までがルーチンです(反省)。元々娘のクラスにろうあのお友達がおり、保育園という密になりやすい環境のなかで「もっと手話を使っていこう!」と話し合って決めたそうです。娘を見習って、工夫しながら楽しく生活する術を模索したいと思います。手話も勉強せねば。(松本)▶今年の夏は様子が違った。コロナ禍において、夏祭りや花火大会は軒並み中止、毎年賑わう湘南エリアのビーチには海の家もない。高校生までは、休校の遅れを取り戻すため、夏休みは短縮。おまけに、関東地方では梅雨明けも8月にずれ込んだ。8月7日が立秋なので、ギリギリ夏が間に合ったという感じだ。是非、来年はキラキラとした太陽の下、皆がわくわくするような夏が到来することを祈りたい。(小林)発行人/柏村美生 編集人/小林 浩 発行所/株式会社リクルート編集制作/金剛寺 千鶴子・鹿島 梓・池内摩耶・佐々木 泉美・松本 恵本社/〒141-0021 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguroリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末年始を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバー、WEB限定記事はこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/【本誌原稿内の登録商標について】本誌原稿内の(R)がつく商品・サービスは登録商標を示すものです。TOEICはエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。この本はETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません。

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