16リクルート カレッジマネジメント225 / Nov. - Dec. 2020●4月調査・調査期間:2020/04/23 ~ 2020/04/24・有効回答数:402人●7月調査・調査期間:2020/07/28 ~ 2020/07/29・有効回答数:421人・調査期間:2020/08/14 ~ 2020/08/17・有効回答数:400人※調査対象は、調査実施時に当該学年で大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討している男女※調査手法は全てインターネット調査高校3年生向け調査(第1章掲載)高校2年生向け調査(第2章掲載)調 査 概 要 2021年度入試は大学入学共通テストの導入、学力の3要素評価の入試区分拡大、出願時期などの新ルールなど変更事項が多く進学に関する情報収集難易度が増していたところに、新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけた。情報収集難易度が増しており、高校3年生の進路を取り巻く状況は不透明感の漂う状態に陥っていた。そのような中で、全国の高校に臨時休校要請が通知され、3月以降順次一斉休校となった。そして、その状態は2〜3カ月も続き、年度末〜年度始めの時期と重なったことにより、学校現場は大変な混乱状態に陥った。こうした中で、高校生自身はどのように進路選択のための行動をしていたのか、しようとしているのか。進路選択が間近に迫る高校3年生とオープンキャンパス参加等で進学先情報収集を始める高校2年生を対象に緊急調査を実施した。 第1章では高校3年生の進路選択行動について、休校直後の4月実施調査と休校明け後の7月実施調査を基に変容を見ていく。続いて、第2章では高校2年生の進路選択像について夏休み明け8月末実施調査を基に迫っていきたい。高校生の進路選択に『今』何が起きているのか─コロナウイルス感染拡大による進路選択影響調査─
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