カレッジマネジメント225号
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21リクルート カレッジマネジメント225 / Nov. - Dec. 2020受験を検討している入試方式について、4月→7月の変化を見てみると「年内入試・計」が24.1%→35.8%と+11.7ポイント上昇している(図表6)。これは、4月時点ではまだ決めていな月;26.4%、7月;33.5%)は7.1ポイント上昇している。定員厳格化や共通テスト初年度に加え、突然のコロナ禍で十分な進路選択情報が得られないなか、年内入試シフトが加速し、志望校は知っている大学や偏差値から選ばざるを得ない、超安全志向がさらに高まると考えられる。かった層が年内受験に流れていると考えられる。次に、第1志望校以外の選択、つまり併願校選びについても、4月→7月の変化を見てみると「特に変化はしないと思う」が半数(4月;57.0%、7月;49.9%)近くと1番高いスコアであるが、2位「既に知っている大学から選ぶ可能性が高まる」(4併願校選びと受験する入試方式への影響安全志向のさらなる高まりにより、年内入試へのシフトが加速併願校は「知っている大学から選ぶ可能性が高まる」が3人に1人特集コロナ禍と2020年の進路選択Part 1 高校の今と進路選択(%)01020304050604月調査 全体7月調査 全体男子女子調査数特に変化はしないと思う既に知っている大学から選ぶ可能性が高まる自分の学力や難易度から選ぶ可能性が高まる進学サイトや大学HP、SNSなどオンライン上の情報で選ぶ可能性が高まる進路イベントの有無にかかわらず、自分で見て選ぶ可能性が高まる1年浪人して来年、第1志望にチャレンジしたいと思うその他4月調査 全体40257.026.423.911.74.0-0.27月調査 全体42149.933.524.74.02.61.00.5【7月調査 属性別】男女別男子13250.036.425.01.53.81.50.8女子28949.832.224.65.22.10.70.3図表7 第1志望校以外(第2志望校、第3志望校などの併願校)の志望校選びについて(複数回答)図表6 受験を検討している入試方式の4月→7月変化(単一回答)年内入試・計年明け入試・計24.134.135.836.626.541.640.234.2289132女子男子4214027月調査 全体4月調査 全体男女別年明け入試から、年内入試に変更予定当初から変更なく、年内入試で受験予定年内入試から、年明け入試に変更予定当初から変更なく、年明け入試で受験予定まだ決めていない年内入試・計年明け入試・計調査数【7月調査 属性別】1.21.525.03.038.631.83.34.236.02.431.825.632.52.634.027.622.92.032.141.8(%)

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