42リクルート カレッジマネジメント226 / Jan. - Feb. 20212つの大学で「環太平洋大学構想」を具現化学校法人創志学園は、1966年に理事長大橋 博が生徒4人から始めた私塾でした。建学の精神は「挑戦と創造の教育」で、必要とされつつも実現できていない、どこにもない教育の具現化のため、学校創りを展開しました。1987年、環太平洋圏の若者の国際化実現のために「環太平洋大学構想」を提唱。複数の国に単位互換が可能なキャンパスを設置し、人種や国を超えた教育ネットワーク化と国際大学を創ろうという構想でした。その先駆けとして1990年にニュージーランド政府認可の全寮制私立大学「International Pacic College(現IPU New Zealand)」を開学。次いで2007年、2つ目の「IPU(International Pacic University)・環太平洋大学」を岡山に開学しました。大橋理事長の開学宣言どおり、「どこにもない大学」を今も目標にしています。本学の教育理念は「教育とスポーツの融合」です。不登校など日本の教育課題に向き合うなか、次代を担う子ども達のための「楽しい学校」創りを実現するため、「折れない・やめない」教員や、スポーツに取り組むなかで「レジリエンス(精神的回復力)」や自己肯定感を培ったバランスの良い先生の養成を考えました。また、子ども達を育みながら自らも共に成長できる教員の育成にも「教育とスポーツの融合」がキーワードとなり、「次世代教育学部」と「体育学部」の2学部をスタートさせたのです。さらにグローバル企業人を育成するためIPU New Zealandとの連携を強化し、2016年に経営学部を設置し、当初の2学部303名から、現在では3学部約3078名の学生が学んでいます。「夢、挑戦、達成」サイクルを支える実践教育「子ども達が望む進路を拓く」を基本に、日々の教育活動に取り組んできました。学園の行動指針は「夢、挑戦、達成」で、大学も「4年後に責任を持つ大学」を掲げ、自分の夢や志に挑戦し、さらに実体験を積み重ね、必ず達成するというプロセス重視の教育を大切にしています。おおはし・せつこ環太平洋大学 学長/学校法人創志学園 副理事長1954年12月兵庫県神戸市生まれ甲南女子大学大学院博士後期課程修了/博士(人間科学)専門は、表現教育によるレジリエンス(精神的回復力)強化、不登校の学校回帰、幼少保接続教育プログラム開発、実践など1976年から教育に従事し、1981年学校法人創志学園入職2006年社会福祉法人元気の泉理事長、2017年学校法人創志学園副理事長環太平洋大学次世代教育学部長を経て2016年、第4代学長に就任2018年国際大学「IPU New Zealand」の第6代学長に就任2015年からお茶の水女子大学経営協議会委員も務める「挑戦と創造の教育」でどこにもない大学を創る環太平洋大学 学長大橋 節子
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