7リクルート カレッジマネジメント226 / Jan. - Feb. 2021にオンラインによる質問紙調査を行った。有効回答数は226校、回収率は29.1%であった。詳細は以下の通りである。本調査の全ての質問は、「十分」、「ある程度」、「あまり」、「不十分」、または「とてもそう思う」、「ある程度」、「あまりそう思わない」、「そう思わない」等4段階での回答を求めている。以下の解説では、上位2段階の合計を「肯定的な回答」、下位2段階の合計を「否定的な回答」とし、その割合をみたうえで、さらに最上位の割合等詳細を確認していくことにする。なお、四捨五入の関係で合計が100%にならない場合もある。本調査では最初に、改革は期待どおりに進んでいるかについて、学長の認識を尋ねてみた。その結果は、肯定的な回答が78.5%、否定的な回答(全てが「やや不十分」)が21.4%であり、肯定的な回めになっている(図2)。何をもって改革が進んでいるとするかの判断は回答者に委ねられており、この質問だけで何かを評価することは難しいが、厳しい学生獲得競争下にある私立大学よりも、国から答の内訳は、「進んでいる」11.4%、「ある程度進んでいる」67.1%となっている。設置形態別にみると、肯定的な回答割合は、国立、公立、私立の順に高く(図1)、私立大学に限ると、収容定員3000人未満の大学でやや低特集 大学経営を支えるミドルマネジメント調査実施日:2020年9月(回収最終日同9月30日)対 象:全国国公私立大学学長調査方法:オンライン回 答 数:226校(国立34、公立29、私立163)回 収 率:29.1%私立大学収容定員別内訳10000人以上 11校3000人以上(〜9999人)51校3000人未満100校表1 調査概要 職員の職務遂行教員の理解・協力学部長等による学部運営学部長等の理解・協力学長を補佐する体制ある程度十分であるあまり不十分(%)38.131.620.311.520.463.615.60.465.021.71.865.812.61.459.67.61.350.49.32.2ある程度進んでいる進んでいるやや不十分である全く不十分である10000人以上3000~9999人~2999人全体(%)7.86.69.89.172.718.272.515.72.063.725.34.467.521.43.2ある程度進んでいる進んでいるやや不十分である全く不十分である私立公立国立全体(%)11.423.317.97.967.824.360.721.470.06.767.121.4図1 改革の進捗(設置形態別)「改革は期待どおりに進んでいるか」図2 改革の進捗(私立大学収容定員規模別)「改革は期待どおりに進んでいるか」図3 改革を進めるうえでの運営上の課題(全体)「改革を進めるうえで運営上の課題は何か」教員の理解・協力と職員の職務遂行が改革の成否を左右改革の進捗に対する認識
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