49リクルート カレッジマネジメント227 / Mar. - Apr. 2021どの仕組みを展開している。また、共同生活の中で学びの機会を作るために、定期開催するワークショップや、カレッジのルール決めや運営に当たる委員会活動、互いの専門領域を教え合う「リベラルアーツ・セミナー」などを企画し、共同生活を通して居住者が互いの関心事や専門性から学び合う教育プログラムを構成している。さらに、下北沢地域と連携し、地域の課題を題材としたプロジェクトを実践しながら学ぶ「シモキタ・イマーシブ」を企画している。居住者にとっての学びの機会になるだけではなく周辺地域に貢献し、コミュニティの一員となることを目指す。入居者からは、「コロナ禍で登校できないなか、初めて深い交流ができた」「普段の大学生活では出会えない人と出会えた」といった声が上がっている。また、周辺地域の方々には、新しくできた施設として関心を持っていただき、現在どのような連携ができるか関係構築の真っ最中だ。今後は、周辺地域や、さらに一般企業との連携を深めながら、より実践的な学びの機会を創出していく。また、居住者の学業、キャリア発達を支援するためにカレッジを中心としたコミュニティーのメンバーを拡充し、よりロールモデルの発見やサポートが得られやすい環境構築を進める。今後高校生の入居開始により多世代での学びの場にしていくほか、他地域での展開も見据えている。文/河合道雄(HLAB)内外の大学でのカレッジ制度を参考にHLABが構築した「HLABカレッジ・レジデンシャル・プログラム」を導入している。共同生活の中で主体的なリーダーシップを育みながら、多様な他者との交流の中で身近なロールモデルと出会うことを通してキャリア発達を支援することを目指す。SHIMOKITA COLLEGEの学びの特徴は、交流と学び合いを生む仕組み、教育プログラムとしての共同生活、地域と連携し新たな価値を共創するプロジェクトだ。まず、「交流や学び合いが自然に生まれる文化」を育むために、前述した空間設計のほか、小グループで定期的に振り返りを行うハウスリフレクションや、キャリアや研究について身近なロールモデルに相談ができるフェロー制度な同フロア内にあるランドリーの待合と一体的に利用できるリビングスペース。暖炉と本棚、ラグを設え、ソファやリクライニングチェアを設置。自宅のリビングのように落ち着いてくつろげる空間とした。エレベーターホール兼コモンキッチンスペース。簡単な調理が行えるキッチンを備え、冷蔵庫や電子レンジ等の家電を用意。食事や雑談等からコミュニケーションが生まれるスペースとして計画。ライブラリースペース。履き物を脱ぎ、座って読書や会話を楽しむことができる。今後の新たな利活用についてのプラン、展望等
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