カレッジマネジメント232号
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102リクルート カレッジマネジメント232 │ Apr. - Jun. 2022図表6 メガトレンド分野の学科サイクル■志願者数×募集定員数 推移(2008、2012、2016、2018、2019、2020、2021)1章で単独分野の志願者数動向を見たように、複合分野についても図表5にトレンドを示している。まず、2008-2012年は、1位スポーツ学×健康科学、2位社会学×コミュニケーション学×マスコミ学×メディア学、3位教育学×保育・児童学と、いずれも関連分野での複合化が進んだ時期である。また、上位3位の分野はいずれも半数以上が新増設による新規設置であり、新設学科がマーケットを牽引した様子が分かる。2015-2018年は逆に、新増設の比率が低い。既存の学科として存在していたものが、時代のニーズ変化に呼応して注目されたと言える。「情報」という名称が急に増加していることも注目される。そして、2019-2021年500000010000015000020000025000050001000015000200002500030000350004000045000志願者数募集定員数(人)(人)志願倍率5倍ライン200820082008201220202021201620182019200820082012201620182019202020212012201620182019202020212012201620182019202020212012201620192020202120122008202120182019202020162016①データサイエンス・情報工学・情報②食・栄養・農・理学③医療④健康⑤健康・スポーツ複合⑥グローバル・国際※①は単独分野「情報工学」「情報学」、同学科系統の複合分野及び「データサイエンス」を冠する学科を全件ピックアップしたうえで目検精査※②は単独分野「栄養・食物学」「生命科学」「農学」、同学科系統の複合分野を全件ピックアップしたうえで目検精査※③は単独分野「保健衛生学」「医療技術学」「リハビリテーション学」、同学科系統の複合分野を全件ピックアップしたうえで目検精査※④は単独分野「健康科学」、同学科系統の複合分野を全件ピックアップしたうえで目検精査※⑤は単独分野「健康科学」「スポーツ学」、同学科系統の複合分野を全件ピックアップしたうえで目検精査※⑥は単独分野「国際関係学」「国際文化学」、同学科系統の複合分野及び「国際」「グローバル」を冠する学科を全件ピックアップしたうえで目検精査

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