カレッジマネジメント232号
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76リクルート カレッジマネジメント232 │ Apr. - Jun. 20222022年3月から「地域活性化人材育成事業~SPARC~」の公募が始まった。国公私の枠を越えた共創的な取り組みのための大学教育再生戦略推進費として、1件当たり6年間で最大10億円という規模の補助金が設定されたSPARC(Supereminent Program for Activating Regional Collaboration)。これまでの地方創生に関する事業とは何が違うのか。そしてこの事業が目指すものとは?文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学改革推進室室長・西 明夫氏、室長補佐 早川 慶氏に話を聞いた。「地方の社会と大学は既に運命共同体。そのくらいのつもりで自治体や地域企業が大学にもっとコミットしなければいけないし、大学も地域に対して、人材育成を協働して進めていくことをもっと要求し、推進しなければいけない。SPARCはこういった問題から策定されました」。文部科学省大学改革推進室長の西明夫氏はこのように背景を説明する。地方の社会と大学は運命共同体。地域連携を学位プログラムにまで反映を目指す図表1 現状、大学はどのような連携がなされているか。コンソーシアムに取り組んでいる大学は6割を超えているが、地域と連携したカリキュラム編成に取り組む大学は3割に満たない【大学全体】国内大学との単位互換制度の実施方法(大学数)【学部段階】カリキュラム編成上の具体的な取り組み02000200●単位互換などの教育連携を行っているコンソーシアムの取り組み状況●地域が求める人材のためのカリキュラムを編成している大学割合私立公立国立私立公立国立大学コンソーシアムへの参加により実施カリキュラム編成に当たり、企業等と連携する仕組みを設けているR01R0161522213420828.0%5134645860.0%※文部科学省「大学における教育内容等の改革状況について(令和元年度)」より地域連携で発展する大学 地域連携プラットフォームと大学等連携推進法人は次のステージへ学部から地域へと視点を変えた大学教育改革を目指すSPARC令和4年度大学教育再生戦略推進費 「地域活性化人材育成事業~SPARC~」文部科学省 高等教育局 大学振興課大学改革推進室室長 西 明夫氏文部科学省 高等教育局 大学振興課大学改革推進室室長補佐 早川 慶氏#3

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