カレッジマネジメント234号
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1年次2年次3年次>社風発見インターンシップ企業経営者等から話を聞く体験学習を通じて、企業の社風を観察・発見し、将来や学びへの気づきを得ます。>後期大学での学びと実践方法Ⅱ(必修※)科学技術の進歩や国際化で生じる問題を、論文や新聞情報で課題整理し、解決策を構想する力を身につけます。長浜魅力づくりプロジェクト(通年開講)課題解決に取り組んだ経験を自信に社会に巣立ってほしい特集01春期集中キャリア教育科目と目的夏期集中マーケティング戦略の立案企業の課題解決策を学び、ベンチャー企業の開発製品を題材に、経営環境を分析してマーケティング戦略を立案します。インターンシップ実習就業体験を通じて自らの研究分野を深め、社会や職業における諸課題を解決する実践的な能力を修得します。3年間の集大成!41キャリア教育科目もPBL形式が中心であることもあって、忙しすぎて履修できなかったり、履修してもメンバー全員が揃ってチーム課題に取り組める時間を授業外で十分に持てなかったりする学生が散見されるという。実際、近年の受講者数は、1学年160〜250名中、10名前後とのこと。また、狙いが似ている科目が別にも存在するといったカリキュラム設計上の課題もあるため、科目や配当年次を精査してより多くの学生が学べるよう見直しを進めている。もう1つは、2年を超えたコロナ禍に伴う、地域との連携機会の減少だ。大学自体は、実験・実習のため2020年後期からほぼ対面に戻しているが、地域との連携においては、連携先の意向もありフィールドワーク等が十分にできなかった。2022年度に入ってからは、オンラインと対面の使い分けや対面の価値の再認識が社会的に進んできたことで、4〜5人単位であれば地域にも受け入れられるようになってきたそうだ。「今後は、目的やテーマをより明確に持って連携を図っていく一方、地域の方々からは、より気軽かつラフに関わっていただけるよう動いていきたい」と坂井氏。「これまで連携してきた地元企業や自治体の方々からは『学生の等身大の考えを知りたい』というニーズが強くある。学生と地域の方とが構えずにコミュニケーションをとり、活動することで面大学での学び方を修得するとともに、正解のない課題の解決に向けた理論的思考を学ぶ他者と協働しつつ課題を解決するプロセスを学ぶ業界や仕事を知るとともに、自らのキャリアパスを考える前期大学での学びと実践方法Ⅰ(必修)自ら調査する力、情報源を見分ける力、情報を整理する力を体験学習で学び、社会に出た先輩の話も聞きます。長浜魅力づくりプロジェクト(通年開講)学生と地域住民との協力により、長浜や湖北地域の魅力を伝える成果物を作り上げていくPBL型の授業です。社会との関わりとキャリアパス業種や職種の基礎的知識を学んで働くことの意義を考え、関心を持つ業界や企業の分析レポートを作成します。白いものが生まれてくるだろうし、学生は世代の異なる方や学外の方とのリアルなコミュニケーションを通じて、一市民としての生き方を知る機会にもなる」と続ける。ここ2年は企業・自治体との取り組みはオンライン実施が多かったが、受講生からは「就活の採用選考でグループディスカッション等があっても臆することなく取り組めるようになった」といった声が挙がっているという。「グループワークや発表等に苦手意識を持っている学生が本学には多いので、自信がついたと自分で言えるのは受講による大きな変化」と坂井氏。「まだまだ入試偏差値を基に学生が見られることも多いが、自らが学んだ経験に自信を持って巣立つことができれば、社会でも戦っていけるはず」と続ける。地域連携・社会協働のかたちでのキャリア教育の展開は、地域や社会からの期待が大学のブランド力向上に寄与することが期待される。「課題を発見し解決する力と研究力を兼ね備えている本学の学生の良さを、広く社会や企業に分かっていただけるようもっと頑張っていきたい」(坂井氏)という長浜バイオ大学の今後に注目したい。 (文/浅田夕香)※臨床検査学コースは選択科目  問題解決力の育成  チームによる課題対応  社会理解と社会適応大学ブランドを決めるドライバー​>

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