調査進学先OCの参加経験、参加時の第1志望率が進学校・多様校ともに上昇図表4 4月から進学する大学のオープンキャンパス参加時の入学意向(進学先オープンキャンパス参加者/単一回答)大学進学者全体大短進学率・70%以上・計大短進学率別大短進学率・70%未満・計2022年 (6152) 2019年 (1301) 2016年 (1794)2022年 (4214) 2019年 (980) 2016年 (1352)2022年 (1903) 2019年 (305) 2016年 (420)OC参加時に「第1志望だった」割合は60%で上昇傾向OC参加率は+4ptの71%。大短進学率に拘わらず上昇傾向2016年2019年2022年58ここでは「4月から実際に自分が進学する学校」の進路選択行動についてみていく。コロナの影響を受けて、多くのOCに参加して比較検討することが叶わなかった高校生だが、実際に進学する学校のOC参加率は2019年比で4pt上昇し71%であった。この増加傾向は、生徒が在籍していた高校の大学・短大への進学率別に比較しても違いがなく、大短進学率「70%以上・計」の進学校は2019年比+3ptで67%、「70%未満・計」の多様校は+4ptの81%となっている。第1志望だった調査年 調査数進学する学校のOC参加時の志望度合いをみると(図表4)、「第1志望だった」割合は60%と前回調査から7pt上昇。2016年46%、2019年53%と毎回7ptずつ増加している。この結果も在籍校の大短進学率の高低に拘わらず同じ傾向であり、「70%以上・計」、「70%未満・計」ともに2016年比で+12〜13ptといずれも大きく増えている。OCへの参加機会が制限されるなか、パンフレットやWEB等で情報収集して志望校を絞り、第1志望校のOCには参加するという選択プロセスであったと考えられる。いくつかの候補のひとつだった59.852.846.456.650.844.266.960.053.8(進学者かつ学校主催イベント参加経験者/単一回答)(%)1008060全体大短進学率70%以上・計40大短進学率70%未満・計20大学進学者全体62.4調査数2875大短進学率70%以上・計60.2調査数2246大短進学率70%未満・計70.7調査数594場合によっては入学しても良いかなというくらいだった入学先としては考えていなかった31.233.035.832.434.226.628.6066.971.21944864164.467.31522625777.081.43962337(%)無回答33.25.41.30.313.51.41.116.92.31.35.91.40.313.81.71.217.82.41.327.34.21.20.412.50.30.714.02.11.4図表3 4月から進学する大学のオープンキャンパス参加経験urveyS(2)入学者選抜の状況における変化第1志望校に進学する高校生が増加。『志望校絞り込み』が早期化へ
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