カレッジマネジメント234号
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I6■エリア区分序論進学ブランド力調査の目的※4月時点認識■調査目的翌年3月卒業予定の高校3年生の大学に対する志願度、知名度、イメージを把握し、関係各位の参考にする。■調査対象関東エリア、東海エリア、関西エリアの高校に通っている翌年3月卒業予定者(調査時高校3年生)について、リクルートが保有するリストより調査対象とする数を抽出■ 関東エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県の1都6県)■ 東海エリア(静岡県、愛知県、岐阜県、三重県の4県)■ 関西エリア(大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、兵庫県、滋賀県の2府4県)※各エリアそれぞれにおいて「学校基本調査」(文部科学省)から男女構成比を算出し、エリアごとに補正。■調査期間・方法  毎年4月1カ月間・郵送調査■各エリア共下記に該当する大学を調査対象とした調査対象エリア内にキャンパスが存在する全大学及びその他2エリアの国立大学全てと、公立・私立大学の入学定員1000名以上の大学学校が伝えたいこう見られたいリクルート カレッジマネジメント234 │Oct. - Dec. 2022価値の創造④強みの創造と差別化戦略である。特に④強みの創造と差別化戦略は今後重要度が高まると考えられる。「特徴がないものはランキングやグルーピングが指標になる」。これは、特集対談における社会構想大学院大学教授・四元氏のコメントだ。最近、「MARCHに行かせたい」という保護者の話を聞くことがある。もちろん世の中に、MARCHや関関同立といった名前の大学はないし、大学の特徴は全くと言ってよいほど異なる。しかし、高校生や保護者は、大学の特徴や個性、強みが分からないためにランキングやグルーピングでリスクを回避する「社会的証明」を重視してしまうとのことだ。そうしたグルーピングや偏差値の輪切りによる進学先選択は、入学後の学びのモチベーションに影響を及ぼす。近年、大学選択時の重視項目では「教育方針やカリキュラムが魅力的である」が上昇している。改めて大学のミッション、ビジョン、バリューを明確にし、メッセージを磨き込んでいくことが重要だ。大学の特徴や強み、魅力を1分進学ブランド力調査の概要メッセージ知ってほしい来てほしいこんな学校だと伝えたい※1 日本私立学校振興・共済事業団「令和3(2021)年度 私立大学・短期大学等入学志願動向」より※2 リクルート「進学センサス2022」調査結果より大学の約束高校生の期待で語れるか。特に、大学に進学する高校生が自分の将来の姿をイメージできるように分かりやすく伝えることが重要である。求められるのは、学生自身の学修者本位のストーリーだ。私は、日々多くの大学に伺っているが、肌感覚で実感していることがある。大学改革を推進している大学は、大学改革を推進することが当たり前で、留まることなく常に次の手を考えている。一方で、大学改革をしていない大学は、大学を改革すること自体が怖く、学内がまとまらずに停滞してしまうのである。この「組織文化」の差は、5年、10年経ったときに大学のブランド力に大きな影響を及ぼす。そうした「組織文化」をいかに醸成していくか。これも、大学のブランドを高めるための重要な要素なのである。認識ギャップ募集課題の抽出・メッセージは届いているか・他大学との差別化は図れているか高校生に大学の狙いは伝わっているのか大 学学生募集活動・広報進学ブランド力調査知 名興味・志願イメージ・機能的価値 ・感性的価値 高校3年生ntroduction

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