22021年&2022年入学者に聞いたインタビュー総合型選抜を受けてみたら?と先生から声がけ総合型選抜と一般選抜の併願は心理的負担大地元から出て学ぶ日々は刺激的!62勉学だけでなく人と違うことにチャレンジしてみたいという気持ちがあり、高校入学後様々な学外活動(マイプロ・ワークショップ・サマーキャンプ等)に参加していました。その活動や出会いから、卒業後は「都市学」を学びたいと強く思うようになり、地方自治体等と連携し空き家利活用の具体的なモデルの構築を研究しているゼミを見つけ横浜市立大学への志望を決めました。当然一般選抜受験するつもりだったところ、先生から「多様な活動経験を活かして、総合型選抜にチャレンジしてみたらどうだ?」と声がけがありました。それまで全く考えていなかったのですが志望校の出願要件をクリアしていたことから、チャンスは多いほうがよい!と受験することを決めました。高3の6月ごろに志望校を横浜市立大学に決めたので時間的余裕がないなか、先生が過去問を冊子化してくれたり、面接や入試対策をかなり手厚くフォローしてくれました。横浜市大で学びたいという気持ちが強かったので、併願はせず1校に絞り年内入試と年明け入試両方受験することを想定し対策しました。いざ準備を始めると「年内で合格したい…でも年内入試の対策ばかりしたら一般選抜が危うくなるのではないか」という不安を感じることも多くメンタルがきつかったです。そんな時も先生が「とりあえずやってみて!」と場数を踏めるように指導してくださり試験に臨むことができました。先生には本当に感謝しています。年内入試で合格してから入学前までは「都市学」についての本をたくさん読んで入学後に学びたいことや考えを深める時間を過ごしました。2年から希望通りのゼミにも入り、今夏、地元石川での街づくり合宿に3週間くらい参加しました。さらに研究テーマを深めるヒントがありました。地元を出たことで多様な出会いがあり楽しい毎日です。今の学びが自分の将来にどうつながっていくのか色々悩みながら、いつか地域復興や町おこしで地元に貢献できるよう頑張りたいと思います!横浜市立大学 国際教養学部 都市学系 2年前川優月さん (2021年卒) 石川県出身石川県立高校の特進クラスを卒業。全国高校生マイプロジェクトや大学生まちづくりワークショップPLUS KAGAなど学外で活動するなかで、街づくり・地域復興に興味を抱き始めた。特に空き家利活用に興味を持ち、研究テーマから志望校を検討。nterview総合型選抜と一般選抜の併願様々な活動へのチャレンジが学びたいこと「都市学」との出会いへとつながった入試方式決定の理由と意思決定プロセスI
元のページ ../index.html#62