特集0119SDGsを学び合い、今後の仲間づくりを誰もが小さなことから実践できるはずSOLAポスター。中学生 SDGs Actions Not Words。模擬国連SOLA国際会議模擬G7サミットビブリオバトル国際大会数マラソン2022、Mathalon2022SOLA International Book Talk 2022SOLA Cup 2022 中高生パーラメンタリーディベート国際大会 (In November)模擬国連SOLA国内会議2050の日本を描くアパレル×環境〜繊維の隙間から見る環境問題〜リクルート カレッジマネジメント236 │Apr. - Jun. 2023くの人に満足してもらえる大会にしたいですし、1000年後に振り返っても、素晴らしかったと言われるような内容にしたいです。SDGsに興味を持ったのは、中学2年生の時の授業がきっかけです。SDGsのことを調べるなかで、SDGs17番目の目標のパートナーシップは、国同士の壮大な話だけではなく、近所の子どもやスーパーの店員さんと自然や不平等に対して一緒にできることを考える、というのも当てはまるんだと知り、その身近な取り組みを広げていって「世界の平和につなげていく」という考え方が、面白いなと思いました。そこからSOLAの活動などで、SDGsのことを意識しながら学校の外の人とも関わっていくなかで、ものごとを自分の立場から見るだけでなく、相手の立場にもなって考える、ということが、前よりできるようになった気がします。将来は医者になりたいのですが、これまでの経験を生かしたことも、できればまた何かやりたいです。SDGsのことは、言葉は知っていても何をすればいいか分からない人が多いはずで、そこを一緒に考えるような。そうした場がないなら、自分でつくってしまえばいいのかな、とも思っています。SOLA2022 イベント種目渋谷教育学園渋谷中学高等学校 高校1年生前淵英翔さん中学生SDGs Actions Not Words 20221億総SDGs中高生 地球温暖化サミット地域に縛られない平等な教育を目指そうビブリオバトル SOLA 全国大会 2022SDGs NEXT Project 2022未来のスマートシティを作ろう〜ロボット×SDGs〜メンタルヘルスの未来第2回SOLAクイズ王決定戦(文/松井大助)大学にとってのSDGs学校のプログラムに即して高校生がSDGsを学ぶだけでなく、高校生がSDGs関連の活動を自発的に始めたり、探究活動や課題研究のなかで高校生が自らSDGsをテーマに選んで活動したりすることも増えている。そうした高校生にとって、SDGsとはどのようなイメージなのか、お二人にお話を伺った。中高生が中心となって運営する国際大会、学びのオリンピック「SOLA」を通じて、SDGsに関わってきました。オンラインや対面で、会議・競技・プレゼン等の“種目”を行い、SDGsについて学び合う大会です。目的は、SDGsへの関心を高め、理念を共有する仲間と協働できる環境も整えること。SOLAはShibuya Olympiad in Liberal Artsの略で、「空」ともかけた言葉なんです。「SDGs達成の鍵であるLiberal Artsの祭典で、空のように世界をつなげよう」と。2021年に、当時高校生だった先輩達が始めた大会で、僕はその時、中学3年生でした。学校の外まで巻き込むのが面白そうで、自分も1種目を企画して参加したのです。開催した種目は、SDGsに関して何らかの「実践」までしている中学生で集まり、プレゼンし合うこと。学年のみんなに協力してもらって60校ぐらいに電話しまくり、全国から10校以上の中学生が参加してくれました。大会全体では20種目が行われ、17カ国から100校が参加し、参加者と運営側を合わせると、1000人近い規模のイベントになりました。SOLA2021がすごく楽しかったので、翌年のSOLA2022では運営の幹部となり、さらに今年開催するSOLA2023では、僕が実行委員長を務めます。一人でも多SDGsを学ぶだけで終わらせず達成に向けて動き出せるように
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